エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「The Duel」(2021 年 6 月)

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Jonathan: ルールがある。まず初めに、我々は向きを変えて振り返り、背中同士に立つ。合図の後、我々は五歩、前に進む。そうして、我々は振り向き、撃つ!。

Billy: どのように行うかはわかっている。もしもお前が死んでも、憤るなよ。

J: 心配には及ばない。私は勝つ。

B: それがお前の、この地での最期の言葉となるだろうよ。さて、これを始めよう。

J: 問題ない。では、振り返るのだ。

B: いいや!。お前が先ず、振り返れ。

J: 何だ?。

B: 人がお前について俺に話してくれたよ。お前は俺が振り向いたとたん、後ろ向きの俺を撃つだろう!。

J: 俺はそんなことをするつもりはない。俺は紳士だ!。

B: いいね。それならお前が先に振り向け!。

J: お前が後ろ向きの俺を撃たないであろうということを、俺はどのようにして理解すればいいんだい?。

B: 俺はかつての保安官だ!。秩序は理解している!。

J: お前は秩序は知っているかもしれないが、守らない。お前はもはや保安官ではない。悪人から金を得ていただろう!。

B: それならこれはどうだい。俺たちは同時に振り返る。3、からカウントダウンして振り返ろうか。

J: 公正に思う。よし、3、2…。

B: 待てっ!。

J: 何故だ?。

B: 俺たちが1と言った時に振り返るのか、あるいは1を言った後になのか?。

J: うむ…。後だ、我々が1を言った。

B: わかった。3、2…。

J: 待て!。

B: 何だ?。

J: 何故お前が数えている?。

B: お前は調子を合わせられないからな。

J: そうかい。俺もお前のカウントに合わせては歩けないな!。

B: じゃあ、リズムを決めて一緒に数を言うことにしよう。

J: それがいい。これでどうだい。1、2、3、4、1、2、3、4…。

B: いやいやいや。それは早すぎる。俺はそんなに早くは振り向けない!。

J: 俺は出来る。

B: 見せてみろよ。俺が数える。

J: 見ていろ。それをどうやるのかを、俺はお前に見せる。

B: 1、2、3、4、1、2…。

J: 待てっ!。ふうっ。危ないところだった。お前は俺を騙すところだったろう!。

B: どういう意味だ?。

J: お前は俺を撃ちたくて、お前に俺の背中を向けさせようとしたな!。

B: そんなことは俺の企てではなかった!。ひとつアイデアがある。石をひとつ空に投げ、それが地面に当たった時、俺たちはお互いに撃とうじゃないか。

J: わかった。しかし誰がその石を投げるのだ?。

B: もしお前がしたいなら、お前がそうすることも出来る。

J: いいや。それはお前の思いつきだ。お前が投げるんだ。

B: お前の方がおそらく、うまく投げるよ。

J: いいや、お前がそれを投げろ。

B: 一緒にそれを投げようか!。俺が3からカウントダウンするから、そうして俺たちは投げる。

J: 待て。これでは再びまた同じことになる。俺がそれを投げる。俺にその石をよこせ。

B: お前がそう言うのなら。さて、やろうぜ!。

J: 3、2、1!。

(翼の音)

B: 鷲だ!。あいつ俺たちの石を掴まえて飛んでいったぞ!。

J: おいっ!。戻ってこい!。

B and J: 鷲を撃とうぜ!。

 

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