むかしむかしあるところに、人の良いおじいさんとその妻の欲深いおばあさんが暮らしていました。おばあさんはお金だけが好きでした。
ある日、おじいさんは畑に働きに行きました。彼は翼を怪我した雀を見つけました。
「ああ、かわいそうな小さな雀。たすけてあげよう。」
おじいさんは家へ雀を連れて帰り、手当てをしました。
一週間後、おじいさんは薪を集めに丘へ行きました。おばあさんは家でお米から糊を作っていました。
おばあさんは雀に言いました。
「私が居ない間にこの糊を食べたらいけないよ。」
そうして、しばらくの間席を外しました。しかし、おばあさんは雀には食べ物を一切与えていませんでした。雀はとてもお腹が空いていて、全ての糊を食べてしまいました。
おばあさんが戻り、彼女は糊が全部なくなって居るのを見つけました。おばあさんはとても怒り、彼女は雀の舌を切ってしまいました。雀は泣き、竹林に飛んで逃げ込みました。
竹林の奥にて、おじいさんは雀の栖を見つけました。雀の母親は彼を歓迎しました。おじいさんは言いました。
「私は謝らないといけません、子雀の舌のことを。」
子雀が現れて言いました。
「謝らないでください、私は大丈夫。あなたが来てくれてうれしい。私はあなたが手当てをしてくれたこと、お礼を言いたいです。」
雀たちはおじいさんを彼らの家のなかへ迎い入れました。彼らはおじいさんの為に歌い、小さな踊りをおどりました。彼らはおじいさんに素敵な食事を振る舞いました。
やがて、おじいさんが家に帰らないとならない時間になりました。雀たちは大きな籠と小さな籠を持ち出して、言いました。
「これはおじいさんへの贈り物です。これらのうちおひとつ、お持ち帰りください。」
おじいさんは言いました。
「ありがとう。わたしはそれほど力持ちではないから、小さな方をいただこう。」
そうしてそれを家へ持ち帰りました。
彼は家へ帰宅し、籠を開きました…そして、籠は小判で一杯でした。おばあさんはそれを見て言いました。
「わたしも、籠を取りに行くよ。」
おばあさんは竹林の中を歩き、雀たちの栖を見つけました。
「舌切り雀や、わたしだよ。会いに来たよ。」
彼女は返事を待ちもせず家の中に進みました。
雀は踊りと歌を彼女の為に始めました。しかし、おばあさんは言いました。
「わたしは、贈り物が今すぐ欲しいんだよ。」
雀たちが大きな籠と小さな籠を持ち出した時、彼女は大きな籠を受け取り、言いました。
「わたしはこれをいただく。」
そうして、彼女は雀たちの家を駆け出ました。彼女は家にたどり着くまで待つことをしませんでした。彼女は籠を開きました…そして、籠はごみ屑で一杯でした!。蛇、百足、がそこかしこに居ました!。浴深いおばあさんは、とても驚いて、倒れ込み、泣き叫びました。