Narration (Marie): 親愛なる日記さんへ。きょう、わたしは自分ひとりで電車にのりました。もより駅に着いたとき、雨がふりはじめました。駅長さんがわたしのところに歩いてきました。駅長さんはわたしのともだちです。
Station master: こんにちは、マリーちゃん。傘持ってるかい?。
Marie: ううん。でもだいじょうぶです。すこし待っています。
S m: 私はこの雨で列車が遅れるんじゃないかと心配しているんだ。
N(M): 駅長さんは線路をみつめていました。そうしてわたしもみつめていました。そのとき、わたしは石ころに気がつきました。線路のしたにはどうして石ころがあるんだろう。
S m: ああ、マリーちゃんはあの石のことが知りたいかい?。あれらは「バラスト」っていうんだよ。バラストは電車の乗り心地を快適なものにするために、大変重要なものなんだよ。
Ma: よくりかいできません。
S m: 線路は石の上にある。線路は石とは固定されていない。線路は石の上に乗っているだけなんだ。線路のこの工法は19世紀のイギリスで初めて使われた。それは、古いやりかただけれど、たくさんの利点がある。それで世界中の鉄道において、未だ使われてるものなんだ。
Ma: その工法のなにがいいところなんですか?。
S m: 石のおかげで列車がそれほど揺れないんだ。
Ma: そうなんですか?。
S m: 現代の普通の列車は約40トンの重量がある。
Ma: それはとてもおもい!。
S m: そうだね。もし列車が地面の上にあったら、その重さを地面は支えきれない。それは沈み込んでしまうでしょう。しかし、線路が石ころの上にあると、それぞれの石ころが列車の重量を細かくわけて受け持つ。それが集積し、石ころたちは列車を支えることができるんだよ。石ころたちはクッションのように働くんだ。
Ma: 石ころはかたいけれど、クッションとして働くんですね。石ころのうえの電車がゆれにくいことがりかいできました!。
S m: 石の上に無い線路もあるよ。たとえば、殆どの地下鉄はコンクリートの上を走る。そうしたら何が起こると思うかな?。列車はより多く揺れてよりうるさいと思わないかな?。
Ma: はい。地下鉄はよりうるさいです。わたしのおともだちの声が地下鉄では聞こえないことがあります。
S m: 理由の一つには地下鉄がトンネルの中を走るということ。その他には、なぜなら、石ころが騒音を除去する能力を持っているということがあるね。
Ma: 石ころが電車をしずかにするんですね?。すごい!。
S m: そして、それだけじゃないよ。雨が降った時、石ころは線路から水を避けることができる。また、雑草は石ころの上には育たない。そうして、石ころは線路を良い状態に保つんだよ。
Ma: 石ころはスーパーすごい!。
S m: しかし、私たちは線路の世話をしないとならない。私たちは石ころがちらばっていないか、見て検査しているよ。もし私たちがこれを怠ると、乗り心地はバラストの状態が良い時と比べて快適なものとは言えなくなる。最悪の場合、事故が起こるかもしれない。
Ma: 電車の安全をたもってくれて、ありがとうございます!。
Mother: マリー?。
Ma: ああ、おかあさん!。わたしをむかえにきてくれた?。
Mo: そうよ、わたしあなたが傘をもっていかなかったのしっていたよ。
S m: じゃあまたね、マリーちゃん!。
Ma: さようなら!。
N(M): わたしは電車の線路について、きょうたくさんのことを学びました!。いまでは、いろいろな使いかたの石ころについて、考えてみるつもりです。