Narration (Marie): 親愛なる日記さんへ。わたしはテレビで鮭についての番組をみました。なん千匹の鮭が川をおよぎ上がっていました。その番組では鮭は川で生まれ、海におよいで、そして卵を産みに川へもどると言っていました。どうして鮭たちはこんな大冒険をするんだろう?。
Marie: おかあさん、どうして鮭は海で卵を産まないの?。
Mother: わたしはわからないな。わたし、いまから買い物に行くのよ。マリー、わたしと一緒にお魚屋さんまで行きたくない?。
N(M): わたしはシーフードが好きです。そして、おさかな屋さんのお兄さんも好きです。わたしはお兄さんにわたしのぎもんを聞いてみることにしました。
Ma: ウオカツさん、こんちは!。
Uokatsu: こんにちは、マリーちゃん。
Ma: ウオカツさん、どうして鮭は卵を産むために川にもどるんですか?。どうして海で卵を産まないんですか?。
U: うん、マリーちゃん。先ず初めに、君は彼らの卵はなんて呼ばれているか知っている、よね?。
Ma: もちろん!。それはサーモンロウ、イクラです!。
U: 僕は君がイクラが大好きなこと、しってるよ。
Ma: うん、そうなの。
U: 海の中のイクラを想像してみて。もし大きな岩を海に落としたら、それは底まで沈む。でもイクラは海水には浮かぶ。浮かんだ卵は他の魚が見つけやすいし食べやすいんだ。多くの魚は君のように鮭の卵を食べるのが好きなんだよ。
Ma: わあ、いや!。
U: そういうわけで、鮭は海に卵を産まないんだ、マリーちゃん。そこはあまりに危険だからね。
Ma: 川にある卵はあんしんなの?。
U: そうなんだ。川のなかでは、鮭の卵は底まで沈み込む。母親鮭は川底に穴を掘り、そこに卵を産む。その後母親鮭は、卵を隠すために小石で蓋をする。
Ma: あたまいい!。
U: 鮭は他の海魚よりもかなり少なめの量の卵を産むんだ。1匹の鮭がだいたい3000の卵を産む。一方、多くの海魚は数万、あるいは数十万の卵を産む。それはなんでかというと、海で魚の卵が育ち成魚になることはとても難しいから。広い海の中では卵は簡単に失われてしまう。また、その卵たちを食べるたくさんの他の生物が海の中には存在する。
Ma: 海は生きるにはたいへんなところに聞こえる!。もし、川が鮭にとって安全なところなら、どうしてちいさな鮭たちは海にいくの?。
U: うん。それは大きく育つため。海にはより多くの餌がある。プランクトンとかね。鮭は3年から5年の間、海で育つ。
Ma: なるほど。ほんとうありがとう、ウオカツさん!。
U: うん、マリーちゃん。今晩何食べたい?。
Ma: わたしは鮭のさしみとイクラ!。
U: よし、君のために用意するよ!。
N(M): 晩ごはんで、わたしはたくさん鮭とイクラを食べました。それはとってもおいしかった!。