エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「The Eight Satomi Warriors - Episode 4 (Finale) - The Eight Brave Warriors」(2022 年 2 月)

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Narration: 伏姫の首飾りの八つの水晶の珠のうちの六つが見つかりました。そしてある日、信乃はヽ大法師と言う名の僧侶に出会いました。彼は嘗て伏姫の父親に仕える侍でした。その時には彼は大輔と呼ばれており、伏姫の以前の婚約者でした。その僧侶は言いました。

Chudai-hoshi: 伏姫が亡くなったのち、私は僧侶になり、彼女の首飾りの八つの珠を探すために諸国を旅し始めました。もしそれらの珠をも八人を私が集めることができたなら、その彼らは強く力強い組になることを私は知っている。彼らは里見家を護ることができるだろう。里見家は現在危機にある。全ての八犬士を探し出し、家を再興する手助けをしてくれ。人々が平和に暮らすために。

N: 信乃とその他の者は行方の知れない犬士を探す旅を始めました。彼らは道節、村雨丸という剣と共に逃亡した者を見つけました。最終的に、彼らは仲間になることに同意しました。残りの二人を見つけるまでにしばらく時間がかかりましたが、彼らは見つけました。「智」と書かれた珠は女田楽一座の踊り子が所有していました。最後の珠は、栃木の山で化猫と戦う男が所有していました。彼は「礼」という字を持っていました。「智」は物事の意味を理解するための智慧を意味します。「礼」は社会の規律に従うということを意味します。全ての八つの珠が、伏姫の死から多く多くの年月が経ったのち、今、一緒になりました。

 

* * *

 

N: 伏姫の弟、義成は今では阿波国の新しい領主です。八犬士は彼の城に里見家を救うために向かいました。彼らは過去にはない、最高に強い集まりでした。彼らは彼らの城を攻めるどんな者に対しても戦いました。集まることで、彼らはどんな問題も解決することができました。とうとう、阿波国に平和が戻りました。義成は八犬士に言いました。

Yoshinari: 私の国を守ってくれてありがとう。私はお前たちそれぞれにお前たち自身の城を与えたいとおもう。また、知っての通り私は八人の娘を持っている。お前たちは彼女たちと結婚することができる。

N: 八犬士は彼らの家族と末長く幸せに暮らしました。ヽ大法師にはどのような出来事があったのでしょうか?。彼は首飾りを作るために、八つの水晶の珠を再び一つに纏めました。彼は山の中に有る伏姫の墓にそれを持っていき、彼女の思い出と共に、彼が死ぬまでそこで静かに暮らしました。八犬士たちが、かなりの歳になった時その山に彼らは集まりました。彼らは自然の美しさを楽しみながらそこに暮らしました。そして2度と人々の前には現れませんでした。これが里見家に伝えられる、八犬士の物語でした。

 

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