Machiko: 遅れてごめんね、会議が時間の通りに終わらなかったの。会社のみんなは会議でおしゃべりするのが大好きなんだよね。私、晩のご飯の時間よりも会議の時間の方がみんなは大好きなんじゃ無いかなって、おもうよ。あ、すいません!。グラスビールいただけますか?。
Waiter: グラスビールおひとつですね。すぐにお持ちいたします!。
M: でね、リョウマ。あなた私に何についての話がしたかったの?。
Ryoma: 来てくれて有難う、マチコ…。それがね…。
M: 私わかるよ!。あなた、あなたのお仕事、もう嫌なんでしょう。
R: ちがうんだよ。その事じゃ無いんだ。
M: それなら、なんだろう?。あなたはあなたの夢だったイベント企画会社でのお仕事を得た。わたし、あなたはそのお仕事にやりがいを持って働いていると思ってた。ああ、上司さんが働きづらいひとなの?。それとも、ものすごい残業があるとかかな?。いや、お給料が十分そんなに高く無い?。そういうのはどこの会社もいっしょだよ、あなたもわかってるよね。あの会社、あなたまだたった3年目、でしょう?。
R: ちがうんだよ、マチコ。それらの理由のどれでも、無いんだよ。君は知ってるよね、社長が昨年突然に亡くなったんだ。それで、その社長の息子さんが今の新しい社長なんだよね。彼はたったの32歳、なんだよ。
M: それはちょっと、若いね。
R: それでね、その頃コロナが広まったんだよ。現在は開催されるイベントは、多くはないよね。
M: そうね。様々な業界の企業が、コロナの影響をうけてるよね。
R: そうなんだよ。それがね…。
M: で、なにがもんだいなの?。
R: うちの会社には3つ、部があるんだよ。僕は第1部に属している。第2部と第3部はお互いに去年から争っている。で、新しい社長はあらゆる決定ができない。彼は会社にとっては新人だし、大きな決定を決裁するにはまだ若いと彼は感じている。
M: どんなことについて、争っているの?。
R: 第2部は、野球場のような場所を使用した、大きなイベントを企画したいと考えている。第3部はオンラインでイベントをやりたいと考えている。僕らの会社はそのどちらも企画するのに十分な資金を持っていない。で、会社は決定をしないとならない。決定をしたら、部のどちらかの人たちが会社を去ることになるかもしれない。僕らの会社は崩壊しそうなんだよ!。
M: あなたは何をするつもりなの?。
R: 僕はどちらに付いたらいいのか、分からない。君はどうおもう?。
M: これがあなたのなやみ?。わたしの助言をもとめてる?。あはは!。
R: どうして君は笑うんだい?。僕は深刻なんだよ。
M: おもしろいわよ!。あなたの名前はなあに?。
R: カトウリョウマ。君は僕の名前を知っているだろう。どうして聞くんだい?。
M: もしあなたがリョウマだというんなら、どちらの部も幸せになるための方法を模索すべきだとおもうよ。
R: 君は僕に、坂本龍馬のように成れ、と言っているのかい?。
M: そうよ!。彼は日本を、二つに分かれる状況を救いました。そして、あなたもあなたの会社が崩壊するのを救うことができるわよ!。
R: それは無理だよ!。
M: ううん。無理じゃない!。龍馬は不可能なことを成し遂げました!。あなたも、できるよ!。
W: ビールをお持ちしました!。
M: 有難うございます。じゃあ、リョウマ。あなたの会社のあたらしい門出をお祝いしよう!。乾杯!。
R: マチコ…坂本龍馬は最後には殺害されたんだよ。僕は無事に済むだろうか?。
M: うーん…もしあなたが大変なことになったら、そのときまたはなそう。