Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。わたしは今日、セイコおばさんのおうちに行きました。彼女はお母さんの姉妹です。お母さんはネットでパイナップルをたくさん買いすぎてしまったので、わたしはそれらのうちのいくつかを、彼女にもって行ったのです。
Seiko: ありがとうね、マリー。これ美味しそうだわ。でもどうしてあなたのお母さんは20個もパイナップルを買ったのかしらね?。
M: すごく安かったからってお母さん言ってた。
S: 彼女はたまに、彼女が必要の無い物に対してたくさんお金を使ってしまうのよねえ。
M(N): そうなの。そしてわたしも、それをしてしまうかもしれないの。どうして人は、たくさんお金をつかってしまうんだろう?。そのとき、セイコおばさんの結婚あいて、ヒデアキおじさんがわたしたちとお話ししにきました。
Hideaki: マリーちゃん。人がお金を使い過ぎてしまうのは自然なことなんだよ。私たちの脳はそのようにプログラムされているんだ。
M: わたしたちの脳が、わたしたちにお金をつかえって言っているの?。ありえない!。
S: 君のおじさんは脳の専門家です。それで彼は知っているのよ。
M: そうか。
H: 君にクイズを出そう、マリーちゃん。これら三つの選択肢のうち、どれが君の事をいちばん上手く表現しているかな?。その1、君は新しいものが好きである。その2、君は自動販売機、若しくはコンビニで飲み物を毎日買っている。その3、君は高価なものでなければ、それを買ってしまう。
M: うーん…1ばん!。わたし、あたらしいおかしを見つけた時、それを買ってしまうの!。
S: 私は3番のタイプの人だな。もし安いものがあれば、それを買わずには居られないの。
M: セイコおばさん、おばさんはわたしのおかあさんみたい!。
H: もしそれら三つの選択肢のうちどれでもが二人に適応するのであれば、それは二人は浪費癖があるということを意味するんだよ。
M: ほんとう?。それ、なおせますか?。
H: そうだね、君は自分自身の脳にお金を節約することを教えることができる。訓練を通じて、君は沢山の事を学ぶ。ピアノを弾くであるとか、異なる言語を話すであるとかね。浪費癖に対しても同じ事なんだ。君はたくさんのお金を使い過ぎてしまうことを止める訓練をすることができるよ。
M: どのようにしたらそれができるんですか?。
H: 第一歩はお金について考えること。もし君が自分の持つお金がいくらあるかと言うことを認識していれば、君の脳は適正な金額を使うための仕組みを作り出すだろう。
M: わかりました。わたし、なにをしたらいいですか?。
H: 毎朝君のお財布を確認して、君が幾ら所持しているかを把握すること。小銭も、確認する。もし君が幾ら持っているのかを把握したなら、君は幾ら使えるのかを知ることができるからね。
M: わかりました。
H: それと、小さな物に注意を払うこと。毎日一本のペットボトルのお茶は、ひと月に合計30本になる。これはほぼ5000円の費用を君に掛けることになる。
S: まったく本当ね!。でも私、ファイナルセールや最後の一つ、みたいな言葉だいすきなのよね。
M: まただ、ほんとうおかあさんみたいだよ!。
H: 僕からのアドバイスは、落ち着くこと。ネットで買い物している時であれば、パソコンを閉じてしまう。そうしてから、君が本当にそれを必要かどうかを考える。もしその、買い物の考えを捨て去ることが出来なければその時は、ピンクの象が君の肩に乗っていることをイメージする。
M: ピンクの象ですか?。どうしてですか?。
H: 我々の脳は一度にひとつのことしか、深く考えることが出来ないんだ。ピンクの象のようなあり得ない事は、君の脳を忙しくするんだよ。
S: そうなんだ…?。
M: すごい!。
M(N): わたしはヒデアキおじさんから、どのようにお金をつかうかを私の脳はコントロールできるということを学びました。わたしはお母さんにもピンクの象のやりかたを教えてあげました!。