Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。今日、わたしは公園に行きました。おやつにドーナツを食べていた時、そのドーナツのいくつかを地面におとしてしまいました。そうしたら、たくさんのアリがやってきてそのかけらを運び去ることを始めました。アリたちはとても忙しくしていました。わたしはアリたちをしばらくのあいだ見ていて、アリのことをもっと知りたくなりました。そのとき、わかい女の人がわたしに話しかけてきました。
Sara: 君は何を見ているのかな?。ああ、蟻か!。
Marie: はい?。
Sa: おっと、驚かしちゃったかな?。
M: うん、ちょっとびっくりしたかも。
Sa: ふむむ。彼らの巣はどこだ?。私、知ってるのよ!。それはあの大きな木の近くに違いないの。
M: わたしもそう、おもう…。
Sa: これらの蟻は働き蟻と呼ばれているよ。でも君に本当の事を言うと、群れの中の全ての蟻が一所懸命に働いているとは限らないの。彼らのうち3分の1は働かない。彼らは巣の中にじっとしているだけ。彼らは怠け者なのよ!。
M: ほんとうですか?。はたらくのが嫌いなアリがいるの?。
Sa: そうそう。
M: でも、巣のなかのアリのことをどのように知るのですか?。彼らの巣はじめんの下にあります!。
Sa: 特別な巣をこしらえて彼らを観察することができるよ。例えば、透明な樹脂の箱にある種のセメントを入れる。そうして蟻の一群をその中に入れる。すぐに働き蟻は穴を掘り始め、そのセメントの中に部屋を作ることを始める。
M: すごい!。一つ質問があります。全てのアリは同じにみえます。どうしたらそれらを区別することができますか?。
Sa: うん。彼らの背中に色を付けるんだよ。色付きのペンを用いてそれぞれ異なった色でそれぞれの蟻に印を付ける。そうしたら君は、青蟻が休んでいる時にずっと、紫蟻が一所懸命に働いているということを知ることができるよ。
M: アリたちを観察することはとても面白いだろうな!。
Sa: 我々はまた、蟻の行動を録画するのにビデオを用いることもできるよ。そうして、我々は蟻がどのように行動するかを研究することができる。
M: 録画を巻き戻したり一時停止したりすることができますね。それは便利ですね!。
Sa: 正解。この方法により、巣の中に留まっている蟻は若い蟻であると言うことを我々は発見したの。年長のものは外にでて、働く。
M: わたし、それは知らなかったな!。忙しいアリは怠けるアリに怒ったりするとか、おねえさんは思いませんか?。
Sa: 私、蟻がそのような感情を持っているとは思わないな。でも時には忙しい蟻が怠ける蟻のことを触る時があるよ。「とん、とん!」って。そうして時には怠ける蟻が働き始めることもあるよ。
M: それはすごい!。
Sa: そうなのよ。蟻はとても面白いのよ。私、彼らを一日中見ていられるよ!。
M: うむむ。どうしておねえさんはそんなにアリのことを知っているんですか?。
Sa: 私、大学で彼らのことについて研究しているの。
Shinichi: サラ、ごめん君を待たせてしまい…。あー、マリー?。
M: こんにちは、シンイチ!。
Sh: えっ?。君たちお互い知り合いなのかい?。
Sa: おー、君がマリー!。私、シンイチから君のことをとても多く聞いているよ。
M: えっ?。
Sh: うーん…マリー、こちらサラさん。僕の彼女だ。
M: わあ!。
M(N): そうして、わたしは全てのアリがはたらいているわけではないことを知りました。わたしはまた、昆虫好きが昆虫好きを好きだということを知りました!。おもしろい!。