Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。きょうわたしはプラネタリウムに行きました。わたしはそのばしょが大好きだし、そこで専門家のひととのおはなしをたのしむこともします。
Marie: わたし宇宙ごみについてしりたいんです。
Specialist: 君はスペースデブリのことを言っているのかな?。
M: そうです。スペースデブリってなんですか、そしてわたしたちはそれをどうやって集めるのですか?。
S: 君は人類が宇宙にたくさんの物体を送っているという事をご存知ですよね、例えばロケット、例えば人工衛星、など。
M: はい。
S: これらの物体が老朽化しもう利用することができなくなった時、それらのうち幾らかのものは宇宙に残ります。宇宙船から取れてしまったロケットの部品やネジなども存在します。それらはすべて宇宙のゴミとなります。それがスペースデブリです。
M: どのくらいの数あるのかごぞんじですか?。
S: 10cm 以上の物体については、3万以上あると言われています。1mm 以上の物については1億以上あると言われています。そしてその数は増え続けています。
M: 宇宙がひしめきあってしまいますね!。
S: そして1番の問題は、殆どのスペースデブリが人工衛星やスペースステーションと共に同じ領域に漂ってる事です。その領域は地上約 2000km です。
M: でももしスペースデブリがちいさいのであれば、それはそんなにおおきな問題にならないとわたしはおもいます。
S: 実際には、問題になります。なぜなら、とても大きな速度で動くデブリもあるからです。秒速 8km で飛ぶ物もあります。それは銃の弾丸よりも大きな速度です。
M: わたししんじられない!。
S: 物体がとても大きな速度で運動し他の物体に当たる際の衝撃は大きな物です。それで、一ミリ以下のデブリでさえも、宇宙船の外壁を破壊することが可能です。それは本当に危険なものとなり得ます。
M: わあ、だめだ!。
S: 大きな事故の報告がありましたし、事故が起きた際には壊れ落ちた部品が新たなデブリとなります。そうして、問題は悪くなり続けます。
M: わたしたちはデブリを集めることはできますか。
S: ええ、世界中たくさんの人々がそれを行う方法を開発し続けています。例えば、2018年にイギリスのチームが宇宙で実験を行いました。彼らは大きな釣網のような見た目の機械を、デブリを集めるために使いました。
M: 網ですか?。
S: 網です。彼らは宇宙に網を投げ、7メートル先のデブリを捕まえる事が出来ました。
M: わあ!。
S: 日本の企業が他の面白いアイデアを持っていました。彼らは磁石を用いました。2021年に宇宙で行われた彼らの実験は成功しました。
M: わあ。磁石は宇宙でも使えるんだ。すごい!。
S: ヨーロッパのチームは、デブリを集めるための4つの長い腕をもつ人工衛星を開発中です。彼らはロブスターの脚からヒントを得ました。
M: ヒントはどこにでもあるんですね!。
S: 宇宙開発は人類にとって重要な物です。そのおかげで私達はより良い天気予報やインターネットをたくさんの場所で利用できます。ですから、私達は本当に、スペースデブリの問題に取り組まなければなりません。
M(N): わたしたちは地球のまわりに漂っているスペースデブリをほうっておくことはできないということを、わたしは学びました。わたしは宇宙をそうじするためのあたらしい方法を考えてみたいです。