Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。きょうお父さんとわたしはわたしたちの野菜ばたけに行きました。わたしたちは2メートル掛ける3メートルの場所を借りています、そして今はトマトを育てています。
Marie: みて、お父さん!。小さなトマトがあるよ!。わたしこれ、とってもいい?。
Father: まだダメかな。これらはまだ緑色だね。これが赤になるまでは待たないとね。
M: お父さん、どうしてトマトは出来はじめはみどり色をしているの?。
F: この畑の相談員さんに聞いてみるといいね。彼があそこにいるよ。
M: わかった!。
* * *
Adviser: なぜ緑色なのか?。それは良い質問ですね。全ての果物は元々は葉だったものです。果物とはリンゴやオレンジだけというものではありません。果物とは種を取り囲んでいる全てのものを指します。
M: そうしたら、種のまわりにある、トマトの柔らかい部分も果物ですか?。
A: その通りです。昔、大昔、果物は種を取り囲む葉でした。種は大事なものなので、それらが種を守っていました。
M: 果物は緑色の葉っぱだったなんて、わたし信じられないな!。
A: その後、葉の部分は動物たちを引き寄せてより多く食べられる目的で、変化しました。
M: わあ!。
A: 若い果実にとって、緑色であることは便利なのです。植物は水、日光、そして二酸化炭素からエネルギーを作り出すことを君はご存知ですか?。
M: はい、知っています。
A: 緑の果実はエネルギーを作り出せます、葉っぱのようにね。
M: なるほど。
A: 他の利点は、もし果実が緑色なら、鳥やその他の動物たちがそれを見つけて食べることが困難だと言うことです。
M: 果物は、彼らの準備がまだできていない時には、隠れていたいんだ!。
A: そうです。種が育った時、果実は最終的には鳥や動物たちに食べてもらいたい。そうして、彼らは赤く変化します。その時、動物たちは果実を見つけて、食べます。それで種は様々の異なる場所へ旅立ちます。
M: わかりました。でも、スイカはみどり色をしていますね。
A: 西瓜を畑に長い間ほうっておくと、西瓜は割れて開きます。そして内部を見ることができます。その中身は…。
M: 赤だ!。なんて賢いんだろう。でも、メロンはどうですか?。メロンは外側も内側もみどり色をしています。
A: メロンの匂いが重要なんです。メロンは例えば、象のような大型の動物に食べて欲しいのだと考える学者さんもいます。象は赤い色があまりよく見えないんです。しかし、彼らは良い鼻を持っている。だから、象たちはメロンの匂いを嗅ぎつけ、それを食べます。
M: きょうみ深いことです。
A: トマトが赤くなる、他の理由もありますよ。
M: それはなんですか?。
A: UV、あるいは紫外線というものを君は聞いたことがありますか?。
M: あはい。それは日光の一部ですよね、そしてたくさん皮膚にあたると日焼けになる。
A: UVは植物に対しても害があります。だから果実は種を守る為にも色を使います。赤い色味の中にあるものが、UVをブロックする力を持っているんです。
M: すごいな!。わたしの疑問に答えてくれて、ありがとうございました!。
A: いいえどういたしまして!。
M(N): わたしは果物の色に意味があることを学びました。わたしのトマトが赤くなるのがまちきれません!。