Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。さくらの花びらは東京にあるわたしのおうちの近くでは、いま満開です。それらはとてもかわいらしいです。今日のあさ、わたしはテレビニュースをみていました。そして、すこしおもしろいことを聞きました。
Announcer: 桜の花が鹿児島県に於いて近く開花する模様です…。
Ma: うん?。さくらはかごしまではまだ咲いていないの?。おとうさん、どうしてさくらの花は、かごしまよりも東京のほうが早く開くの?。
Father: なぜ君は疑問を持つんだい?。
Ma: うん、かごしまは東京の南。そこではより暖かい、でしょう?。だから、わたしそこではより早く咲くんだとおもったの。
F: 君はいいところに目をつけるね。ふうむ…。
Ma(N): おとうさんはその答えをしりませんでした。それで、わたしはわたしの理科の先生、サトウ先生にたずねることにしました。
Ms.Sato: 桜の花が咲く為には、強い冬の寒さが必要なのです。
Ma: さむい冬?。どのようないみですか?。
Ms.S: 貴方は分かりますよね、桜の蕾は夏期に形成されます。しかしそうして秋と冬の間、蕾は成長を一時停止し、休眠します。その期間は「休眠期」と呼ばれます。
Ma: さくらの花は寝るのですか?。
Ms.S: 或る意味に於いては、そうです。彼らが休眠する前に、その木本はホルモンを生成します。桜の蕾が寒冷な天候を経験する際、彼らはこのホルモンを徐々に失います。十分なホルモンが残っていない時に、蕾は目を覚まします。
Ma: それではさむい天気はさくらの花のめざまし時計みたいなものですね!。
Ms.S: 正しいです、マリー。もし冬期が然程寒冷で無ければ、蕾はより長く休眠します。
Ma: めざまし時計が、鳴らないんだ!。
Ms.S: 正しい!。鹿児島県と東京都に関するこの気温図表を参照してください。
Ma: 2022年の1月の東京は 4.9 ℃ で、かごしまは 9.0 ℃ !。かごしまは、よりあたたかい。
Ms.S: そうして、鹿児島県に於ける桜の花は目覚めるのは遅く、開花も遅いのです。さて、ご理解頂けましたか?。
Ma: はい、りかいしました!。
Ms.S: 因みに、マリーさんはソメイヨシノと呼ばれる極めて有名な桜の樹種をご存知でしょうか?。
Ma: わたし知っています!。その花はとってもきれいです。でも、その花はいちどに全部咲いていちどに全部おちてしまいます。たぶん、その樹はあたたかい天気がすきじゃないのかな。
Ms.S: いいえ、それは彼らがクローンだからです。江戸時代、庭師たちが2種類の桜の樹からソメイヨシノを作出しました。ソメイヨシノは、それらの美しい花弁により、大変な人気となりました。庭師たちは日本全国の人々へその枝を送りました。枝は他の木樹に接木され、成長して行きました。
Ma: もしぜんぶのソメイヨシノがコピーだとしたら、ソメイヨシノたちはみんなおんなじ DNA を持っている!。
Ms.S: その通り。そのような理由により、ソメイヨシノの花弁は一度に咲き、一度に落ちるのです。
Ma: わかりました!。
Ma(N): わたしはきょう、日本のさくらの花についてのたくさんのことを学びました。わたしはいま、よりいっそうさくらのことを楽しめるとおもいます!。