Manami: ガク、あなた本当にバルセロナに行きたいの?。
Gaku: ああ、みんなが君たちはそこに行くべきだというんだよ。僕はその場所は、僕らの新婚旅行に最高の場所だと思うんだよ。
Manami: 私、スペインはとても素敵なところだと思う、でもスペインには私たちにとって、もっと良い観るべき場所があるかもしれないわよ。
Gaku: どこだい?。
Manami: そうね。私が子供の時から、いつも行きたいなって思っていたお祭りがあるのよ。
Gaku: それはどのお祭りだい?。
Manami: 私、そのお祭りあなたも聞いたことがあると思うな。それはトマト祭りよ。
Gaku: トマト投げ祭り?。トマトの果汁でみんなが頭からつま先まで真っ赤になる!。
Manami: そう!。
Gaku: どうして、そのお祭りに君は行きたいんだい?。
Manami: ダメかな?。おかしい?。
Gaku: うん、君は本当にそんなお祭りに興味があるの?。君はいつもとても物静かだ。自分でもわかるよね、君は普段大きな声では喋らないし、興奮しすぎることもない。僕は君がトマトを投げたいんだなんて想像できないよ!。
Manami: あなた、がっかりした?。私たちのウエディング、キャンセルしたい?。
Gaku: マナミ、君は僕が君のことを愛しているって、知っているだろう!。
Manami: 冗談。私は普段内気で、自分を表現することは私にとって難しいこと。だから私、トマティーナにいって私の全ての感情を解放したいの。私、私が出来る限り力強くトマトを投げて見たい!。
Gaku: 一理あるね。
Manami: そのお祭りはバレンシア州のブニョールと呼ばれる街で開催されるの。1940 年代の話、八百屋さんの前で喧嘩が起こった。そして人々がトマトを投げることが始まったと言われているの。おもしろくない?。そのことを考えるだけで、ワクワクしてくるわ。ガク、水着を着て行くのがいいよ。私たち、トマトで濡れちゃうと思うから…。ガク?。あなた静かだね。
Gaku: うむむ…。
Manami: あなた私に何でも言える、でしょ?。
Gaku: 僕、今まで君に言えなかったんだけれど…。僕はトマト嫌いなんだよ。
Manami: ほんとう?。
Gaku: 僕は君に言いたかったんだけれど、いいタイミングがなかったんだ。ごめんね、マナミ。
Manami: いいのよ…。
Gaku: がっかりした?。結婚、やめたい?。
Manami: ガク、わたし、トマトよりもあなたのことが好きなのよ!。
Gaku: 僕も冗談。トマトへの恐怖を僕は克服してみる。新婚旅行に行く前には時間がある、よね?。
Manami: 大丈夫。トマティーナには行くべきじゃないわ。私たちの新婚旅行であなたがしたくないことをするの、私いやだもの。
Gaku: いや、いや、いや。僕は自分の恐れを克服する必要がある。僕は僕らの子供達に「おとうさんはトマトがきらい」って、思われたくないから。
Manami: そういうことなら私、100 % あなたをサポートするわ。トマト料理を作ることで私、あなたを手伝うね。私すごいトマトサラダ、すごいトマト煮込み、すごいトマトパスタ、そしてすごいトマトプディングを作るよ。他のトマト料理の作り方を勉強することも約束するね!。
Gaku: ありがとう。でも、初めは1日に一皿かな?。
Manami: わかった。でも、次の週には1日に二皿になるかもね!。
Gaku: お手柔らかにね、マナミ。僕はトマトがさらに恐ろしくなりたくはないからね。