エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「I'm Scared of Empty Calendars」(2025 年 4 月)

 

Tom: 哲学者からの答えへ、ようこそ!。ご機嫌いかがですか?。皆さんがお元気なことを望みますが、もしそうでなかったら。私たちが皆さんのためにここにいますよ!。哲学専門家、小林昌平さん。そして私が皆さんの問題を解決する手助けをします。今日は我々は、大学生であるミカさんからのメッセージをいただいております。

Shohei: なにが彼女を悩ませているのか、みてみましょう。

Mika: こんにちは、トムさん、昌平さん。私は週末の計画が何もない時、心配になります。何もしない時、私は時間を浪費しているような気持ちになります。だから、私は計画を立てるのです。でもその予定は、いつもが楽しいと言うわけではありません。リラックスする時間を作るべきだということも、私は分かっています。でも私は、何もしないということが怖いのです。

Tom: 多くの人たちはこのようなことを感じるように私はおもいます。昌平さん、あなたはどう考えますか?。

Shohei: 何もしないことは素晴らしいことになりさえします!。いつも計画を立てるのはやめましょう!。

Tom: そのとおり!…。何?。

Shohei: 今日の人々は、予定や会う約束が多いと、人生がいいものだと考えています。カレンダーのアプリを見てください。それらのアプリはそれぞれの月を日単位に分け、そしてそれぞれの日を時単位に分けています。そうしてそれはまるで、皆さんが埋めなくてはならない空きスペースのようです。

Tom: カレンダーアプリは便利です。

Shohei: 便利ですね。しかし、時間というものは、そのようなものであるべきではありません。時間について、皆さんは皆さんが捉えているその見方を変えなくてはなりません。

Tom: おおお。今日は、どの哲学者が私たちの手助けをしてくれるのでしょうか?。

Shohei: アンリ・ベルクソン、20 世紀のフランスの哲学者、が教えてくれるでしょう。彼は時間に関する彼の新しい概念で著名です。

Tom: 彼はなんと言ったのですか?。

Shohei: 時間というものは二面性を持つ、と彼は言いました。一つはカレンダーや時計の刻む時間。そしてもう一つは「リアルタイム」です。

Tom: リアルタイムとは、なんでしょう?。

Shohei: それは、あなたにとってのみ現実である時間です。そのリアルタイム、は時や分に分割されてはいない。タイムリミットのことを考えることなしに、様々なことを自由に考えることができる。そのような時間は歯を磨いている時に、あるいは休憩中に発生するかもしれない。

Tom: どういうことでしょうか?。

Shohei: ベルクソンは言いました。なんの予定もない1日は特別なものだと。皆さんの忙しい予定から一歩距離を置き、何もしない時間を作ることは良いことです。何もしない時間を過ごした時、皆さんの心の中にある物事は混ざり合い、新しいアイデアや新しい考え、新しい感情を生み出すかもしれません。

Tom: 私たちは何を「する」べきでしょうか?。

Shohei: 人が多く行かない場所に行くというのはどうでしょう。公園を散歩する、美味しいコーヒーや紅茶を楽しむだけ、などもできます。自分自身の時間を自分自身のためだけに使うべきです。

Tom: さて、ミカさん。私たちはあなたへの答えを見つけました。いつも忙しくしてはいけません。何もしない時間をあなたのために作りましょう。何もしないということがあなたの人生やあなたの考えかたをより良くすることもあるのです。

Shohei: そうです。独りの時間は宝です。あなたへの、本当のご褒美です!。それではまた次回会いましょう!。

 

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