
Ichika: こちらイチカ。バチカ、私の場所を伝えてもらえる?。
Bachika: もちろん。君は中央スウェーデン、ダーラナ地方に居る。
Ichika: 了解。じゃあ、調査の時間!。
Bachika: 待って!。私は君にいう必要がある。今日は夏至、一年のうち最長の日中の日。もしなにか変わったことがあれば、私に知らせてくれ。
Ichika: 了解。
* * *
Ichika: この森はとても静かだな。はっ?。あれはなんだ?。高い柱、葉っぱとお花で飾られている。
Man: やあ!。五月柱を見るのは初めてかい?。
Ichika: はあ?。
Man: これは夏至祭のシンボルだよ。
Ichika: 夏至祭?。
Man: 人々がこの柱の周りを円になって踊る。彼らは蛙みたいに跳ねたりもするよ!。
Ichika: かえる……。かえるってなんですか?。
Man: ケロ!ケロ!。
Ichika: ああ!。動物の!。
Man: そう。
Ichika: それで、夏至とはどんなお祭りなんですか?。
Man: これは夏の到来を祝うお祭りなんです。
Ichika: 夏?。
Man: ここ、北ヨーロッパでは一年のほとんどが暗く、寒いのです。夏はとても短い期間であり、それは特別な時間なのです。私たちにとって夏至はクリスマスと同じくらいに大切なのです。
Ichika: おお、理解しました!。私の母星も半分の時間が暗いので、太陽がどんなに大切なものか私は理解します。
Man: 母星?。
Ichika: 私が意味するのは……。私の故郷です!。
Woman: ねえ!。料理の準備ができたよ!。
Ichika: わあ、この眺めはすばらしい!。
Woman: 私たちは茹でたポテトをサワークリームと魚の酢漬けと一緒に食べます。そしてデザートにホイップクリームを着けたイチゴを食べます。これを食べた時、私たちはまるで、夏が来たときのような気持ちになります!。
Ichika: 夏の味だ!。
Woman: そうなの。ああ、食べる前に、お花をいくらか摘みましょう。あなたの周りを見て見て。
Ichika: ああ、わあ!。きいろ、むらさき、しろ、オレンジ色……。これを使って何をするつもりなんですか?。
Woman: お花の冠をつくるのよ。
Ichika: おはなのかんむり?。
Woman: それが伝統なの。日が長いときに、女性と子供達が花を摘み、それを使って冠を作るの。ほら、これあなた使っていいわ。
Ichika: わあ!。すっごくかわいい!。ありがとう。
Woman: 今日あなたが寝る時、それを枕の下に敷くの。将来のあなたの相手の夢をみるかもしれないわ!。
Ichika: はあ??。
Woman: それが古のスウェーデンの伝統なのよ。
Ichika: おー!。
Woman: 私は自分の冠は作り終えたわ。さて、全部準備ができたよ!。
Ichika: この祭りはとても……。平和的だ。
Woman: 平和?。いいえ、ちがうわ!。食事を終えた後、私たちは歌って、踊って、飛び回るわよ!。
Ichika: おお……。かえるダンス!。ケロ!ケロ!。
* * *
Bachika: イチカ?。夏至の期間、何か異変に気がついたことはあるか?。
Ichika: あー、間違いなくあるわよ。この惑星ではその日、皆が蛙に変化するようだよ!。
Bachika: 蛙?!。どういう意味だ?!。
Ichika: ケロ!ケロ!。