
Tom: アンサーズフロムフィロソファーズへ、ようこそまた!。私はトム、このラジオ番組の司会者です。そして私は私の友人である、哲学を愛する昌平さん、と一緒にいます。私たちはみなさまのお悩みに対する答えを見つけ出す手助けをするために、この場に居ます。
Shohei: 本日は私たちは、職場で辛い時間を過ごして居る、ノリコさんからのメッセージを受け取っています。
Noriko: トムさん、昌平さん、こんにちは。私は職場の新しい上司が本当に苦手です。彼はいつも怒っているように思えます。また、私がなにか良い仕事をすると、彼は皆にそれは自分のアイデアであると吹聴します。そして、彼が間違いを犯した際には彼はそれは私の案であると言います。私は自分の仕事が好きです。しかし、彼は嫌いです。私はどうしたら良いでしょうか?。
Tom: ああ、私も嘗てそのような人物と一緒に働いていたことがあります。そのような人と一緒に働くことは本当にストレスがたまりますね。さて、昌平さん。どう思いますか?。
Shohei: 答えからまず始めさせてください。ノリコさん、彼は変わることはありません。ですから、あなたは彼を受け入れないとならない。
Tom: そうなんですか?。誰がそのようなことを言うのでしょう?。ノリコさんは彼の行動が受け入れられないから私たちに相談して居るのですよ。
Shohei: そう言うのは 17 世紀のオランダの哲学者、バールーフ・デ・スピノザ、です。
Tom: よりくわしく教えてください。
Shohei: スピノザは今日起こっている全ての事象は過去に起こったことに起因していると信じていました。
Tom: なるほどわかりました。では、そのことがノリコさんをどのように力添えするのでしょうか。
Shohei: スピノザによると、人間が何をするかは、すでに決定されていると言います。その人のもつ、家族や教育、環境や仕事の経験、などがその人がどのような人物なのかを形作るのだと。過去のこれらの物事により、人は本当の変化を得ることはできないし、今日の行動を制御することはできないのだと。
Tom: では、彼女の上司は変わらないのですか?。ノリコさんは何もできませんか?。
Shohei: 彼女ができることが一つだけあります。彼女はどうして彼女の上司がそのような行動をするのか理解することを、試みることができます。彼女の上司は彼の職務経験上初期に、大きなミスを犯したのかもしれません。それで、いまはミスすることを恐れているのかもしれません。彼女は彼のように考えたり、彼の視点から物事をみたりすることを試みるべきです。
Tom: どうして彼女はそのようなことをするべきなのでしょうか?。
Shohei: 彼女の上司に腹をたてるエネルギーと時間は無駄です。彼は変わらないのです。
Tom: しかし、嫌いな人物のように思考すると言うことは難しいことではありませんか?。
Shohei: そうですね。おそらく難しい。しかし、それは大切なことです。
Tom: どうしてでしょう?。
Shohei: スピノザは言います。人が変化することがないと理解した時には、人を変えることを諦めるのだと。そうすると平穏な気持ちになれるだろうと。
Tom: なるほど。ノリコさん、私たちはあなたの答えを見つけ出しました!。人は彼ら自身では変化することはできず、また、他人によっても変えることはできない。ですから、その人のことを理解し、彼らそのままを受け入れるのです!。
Shohei: そうです!。スピノザのこれらの言葉を覚えておいてください。「人の行動を笑うな。彼らについて嘆くな。そして、彼らを嫌うな。理解すると言うことだけを試みよ。」そうすれば、あなたはストレスが減るでしょう。
Both: ご聴取ありがとうございます!。