エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「My Colleague Looks Down on Me」(2025 年 9 月)

 

Tom: ようこそアンサーズフロムフィロソファーズへ!。私はトム、この番組のための皆様の司会者です。

Shohei: 私は小林昌平。哲学についての全てを愛しています。

Tom: 今日は我々はタケシさんからのメッセージを受け取っています。

Takeshi: 私は悩みを持っています。私に会うときはいつでも、私をからかう同僚が一人いるのです。私はさほど多く彼に会うわけでは無いのですが、彼に会った時には彼はこのようなことを言います。「君はあれ知らないの?。みんなあれを知っているよ。」彼はいつも私を見下します。私はそれが本当に嫌です。私はどうしたらいいでしょうか?。

Tom: タケシさん。あなたのお話、聞きました。それはストレスが多いに違いありません。

Shohei: あなたに対して正にちょうど良い人物は、オーストリア人の心理学者、アルフレッド・アドラーです。心理学と哲学は近しい学問です。どちらも、よりよく人々のことを理解するための手助けをしてくれます。

Tom: 私はそのことが分かり始めてきました。それで、アドラーはこの問題に対してどのような見方をするのでしょう?。

Shohei: 彼の偉大な考え方の一つは「課題の分離」と呼ばれています。

Tom: はい?。

Shohei: 彼は言いました。重要な疑問は「それは誰の課題なのか?。」です。そのことは、あなたは何を制御できるのか、あなたは何に対して責任を負わなくていいのか、を理解することを助けてくれます。と。

Tom: 具体例はどのようなものですか?。

Shohei: そうですね。トム、あなたが服装規定が無い会社で働いているとします。あなたはその日、取引先との如何なる打ち合わせも無い。だから、あなたはゴルフショートパンツを身につけて会社に行った。しかしそこであなたの上司が来て、怒り気味にあなたは会社にゴルフショートパンツを履いてくるべきではない、と言う。ここで質問です。「あなたがゴルフショートパンツを身につけて会社に行くかどうかを決めるのは誰の課題でしょうか?」

Tom: それは私でしょう!。

Shohei: その通りです。あなたが何を着るかを決める。あなたの上司は、その会社は服装規定を持たないということを忘れてはならない。彼の怒りを制御するのは彼の課題であり、彼の考えたことをあなたに言うことが彼の課題なのではない。

Tom: しかし人は屡々彼らの考えることを言ってしまいます。

Shohei: そうですね。そしてアドラーはそれが問題なのだと言います。人々は彼らの責任下にないものを制御してしまう。落ち着いて考え、それぞれの個人の課題なのだと言うことを理解することが必要なのです。あなたの課題と他人の課題とのあいだに、線を引きましょう。

Tom: そういうわけで、「課題の分離」と呼ばれているのですね!。

Shohei: そうです。もし我々全員がお互いの課題に立ち入らなければ、ほとんどの人間関係上のトラブルは解決されるでしょう。誰の課題かを理解した時には、自分の課題のことだけを考える必要があります。

Tom: わあ!。タケシさんのお悩みについても、昌平さん、課題を分離できますか?。

Shohei: ええ。そのタケシさんの同僚の方がタケシさんをどう思うかは、その同僚の方の課題です。その同僚の方の意見についてのタケシさんが受ける感情は、タケシさんの課題です。

Tom: わかりました!。タケシさんは彼の同僚の方が言うことについて気にする必要はない。タケシさんは他人が彼について考えることを制御することはできない。

Shohei: その通りです。

Tom: タケシさん、我々はあなたの答えを見つけました。あなたの課題を分離する。そうしてどの課題があなたのものか、どの課題があなたのものではないのかを理解する。

Shohei: 他人の問題を考えないでください。荷物を軽くするのです!。

Tom: また来週!。では!。

 

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