
Yotsuya: ミシマ!。何が有ったんだよ?。
Mishima: どうしたの、ヨツヤ?。
Yotsuya: 俺が聞いてるんだよ。何が有った?。
Mishima: 君が何の話をしているのか、わからないよ。
Yotsuya: いやうん、そうか。メールが今朝全社員に送られただろう。
Mishima: ああ、あれかあ…。
Yotsuya: 本当ってことか?。お前は福岡支店に飛ばされるんだな?。
Mishima: そうなんだよ。
Yotsuya: どうしてだよ?。何かミスでもしたのか?。
Mishima: どうして僕がヘマをしたと思うんだい?。
Yotsuya: 何があったんだよ?。
Mishima: 僕は会社に対して、福岡に転勤させてくれって頼んだんだよ。
Yotsuya: どうして俺にまず初めに相談してくれなかったんだよ?。俺はショックだよ!。
Mishima: 僕は君がショックを受けたことに対して驚いたよ。僕の故郷は佐賀だって君は知っているよね…。
Yotsuya: いやしかし…。俺たちは約束したじゃないか!。俺とお前、二人はこの会社のリーダーになるんだって!。俺たちは一緒にでっかい仕事をするんだって!。
Mishima: 僕たちの約束は覚えているよ。でも…。
Yotsuya: でも、なんだ?。
Mishima: 僕の父さんが病気なんだ。悪い病気でね。
Yotsuya: うーん。
Mishima: それはひと月前のことなんだ、とても急でね。父さんは今は退院している。でも、また病状が悪くなるかもしれない。僕は一人息子なものだから、僕の両親を見ないとならないんだ。
Yotsuya: そうだよな…。
Mishima: 僕は僕らの上司に相談した。そしたら上司は福岡に行けるんじゃ無いかと言ってくれた。僕は毎月二日間出社すればいい。それ以外の日は実家で働ける。君にそのことを話さなかったことはごめんねと思っている。僕は君には言いづらかったんだよ。
Yotsuya: いつ発つんだ。
Mishima: 二週間後なんだ。
Yotsuya: そんなに早くか?。
Mishima: 心配しないでね。僕は僕らの約束を忘れるつもりは無いからね!。いつか帰ってきて、一緒にでっかい仕事をしよう。
Yotsuya: ご両親はお前を家に迎えられて、きっと喜ぶに違いない。
Mishima: そういってくれて、ありがとうね。
Yotsuya: ああ。お前は俺の友達だからな。でも気をつけろ。俺は自分の仕事をがむしゃらに頑張るぞ。恋愛もだ!。
Mishima: 恋愛?。
Yotsuya: 俺の言っている事はわかるだろ!。2階に居るスミレさんを俺はデートに誘うつもりだ。彼女は会社で一番人気の女性だからな!。お前が帰ってきた時には、彼女は俺の恋人だぞ!。
Mishima: いやまあうーん…。そのことだけれど…。
Yotsuya: ああ?。
Mishima: 僕は結婚するんだ。
Yotsuya: なんだって?。お前が結婚するだと?。相手は誰だ?。
Mishima: スミレさん。
Yotsuya: ファッ!。お前とスミレさんが結婚、だと?。そんなことあるか?。
Mishima: 落ち着いてね、ヨツヤ。全てが急展開なんだよ。
Yotsuya: 会社で一番人気の女性がお前と一緒に居なくなるなんて、俺は信じない!。
Mishima: 彼女からのことなんだよ。
Yotsuya: お前俺にどうしてそんなことしてくれるんだよ!。
Mishima: ねえ、まって、ぶたないで!。ねえ!。
Yotsuya: ミシマ。今夜は俺たちお別れパーティするぞ!。お前のおごりでな!。