エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「Can I Go in a Black Hole?」(2025 年 10 月)

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Narration (Marie): 親愛なる日記さんへ。わたしは昨日のよる家族のみんなでテレビ番組をみました。それはブラックホールについてのものでした。番組ではブラックホールは宇宙にあるおおきな穴であると言っていました。宇宙にある穴?。むりでしょ!。でもそれがほんとうだとすると、そのときはそれを見てみたいし、できるならその中に入ってみたい!。でもお父さんは言ったの…。

Dad: それは出来ないよ!。

Marie: どうしてできないの?。

Dad: うん…ふむむ…。先生に聞くといいんだよ。

Narration (Marie): そして今日の朝わたしはそうしました。

(授業のベルが鳴る)

Ms. Sato: おはよう、マリーさん。

Marie: おはようございます、サトウ先生。わたしはブラックホールのなかに入ることができますか?。

Ms. Sato: うーん…入れるよ。あなたは中に入ることができます。

Marie: できるの?。

Ms. Sato: できます。でも、あなたは出てくることは出来ないだろうと思う。

Marie: どういういみですか?。 

Ms. Sato: あなたは大きなブラックホールの内部に入りたいのかしら、或いは小さなそれに入りたいのかな?。

Marie: ちいさなそれ?。

Ms. Sato: うん。ブラックホールは全てのものを内部に引く力を持っています。その力は中心に近づくに連れてより大きくなります。ブラックホールの中心から端までの距離は小さなブラックホールに於いては短いわけです。そういう理由で小さいブラックホールの引力は、はじめからとてつもなく大きいです。もし誰かが小さなブラックホールの内部に入ろうと試みるならば、その人は中心に即座に吸い込まれます。その人は長く、スパゲッティのように引き伸ばされますね!。

Marie: わたしスパゲッティにはなりたくない!。大きなブラックホールについてはどうですか?。

Ms. Sato: その質問に答える前に、あなたは M87 と呼ばれる銀河の中にあるブラックホールについてはご存知?。

Marie: わかりません。サトウ先生。

Ms. Sato: 世界中の科学者達が一緒に研究し、2019年にそのブラックホールの影を撮影することが可能になりました。それは、とても、とっても大きなブラックホールです。その質量は太陽の65億倍あります。

Marie: わあ!。

Ms. Sato: ブラックホールがとても大きいとしたならば、その内部に入り、中心への旅が可能です。

Marie: それはワクワクする!。

Ms. Sato: 私もそう思います。でも、その旅路からは戻れませんよ。

Marie: どうしてですか?。

Ms. Sato: 覚えていますか、ブラックホールの中心は、力が最大なんです。それは全てのものを破壊する力を持っています。ですから、もしあなたが中心に達した時、あなたの身体はおそらく平らに潰されます!。

Marie: それでは、大きなブラックホールもあぶないんですね!。どちらに行っても死んでしまう。 せめてわたしはブラックホールをみることはできますか?。

Ms. Sato: マリーさん。ブラックホールは全てのものを引き込みます。光、でさえ。ですから、それは漆黒の場所です。そう言うわけで、ブラックホールを観ることは出来ません。しかし、ブラックホールを内包する M87 星雲を観測することは出来ますよ。あなたは望遠鏡を持っていますか、マリーさん?。

Marie: はい、もっています!。

Narration (Marie): わたしはいえに帰り、お父さんにぜんぶはなしをした。わたしたちはきょうの夜 M87 を探すことにした!。

 

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