
Kotomi: えっ?。その人の名前さえも知らないの?。
Sayaka: うん、コトミ、私毎朝、職場に出勤するために乗るエレベータの中で彼のことを見るだけなのよ。私彼と会話もしたこともないんだ。
Kotomi: 彼がどの階で働いているのかは知ってるの?。
Sayaka: 分からない。私は彼よりも先に降りるから。
Kotomi: あーサヤカ。あなたその人との恋、楽しみでしょう!。
Sayaka: 恋?。あなた私が恋してると思っているの?。
Kotomi: もちろんよ。恋してるわ。
Sayaka: でも、私は彼の名前知らないし。彼のことについては全くわからない。私が分かってるのは彼はハンサムってだけ。
Kotomi: でもあなたその人のこと考えている、でしょう?。
Sayaka: そうね、少しは。始めは、私はこう思っただけ。「ああ、またこの人だ。」そうして暫くたってから私、彼が同じエレベータに乗ることを待つようになったな。
Kotomi: 恋に落ちているじゃない!。それじゃあ、わたしに彼について知ってること全部おしえてよ。その人誰に似てるの?。
Sayaka: 私、恥ずかしくて彼のことまっすぐ見られないのよ。だから私彼の顔の片側しか知らない。でも彼は、あのすごい人気のドラマに出演している、有名な韓国俳優に似てると私は思うな。
Kotomi: あのお医者さんのドラマ?。
Sayaka: そうそう。
Kotomi: あー、韓流ドラマみたいなかんじで、なにか計画を練れるかもね!。
Sayaka: どういう意味?。
Kotomi: こういうのはどう?。あなたがその人と同じエレベータに乗る、そしてその時あなたは持ってるファイルを落とすの。
Sayaka: どんな理由で私がファイルを落とすのよ?。
Kotomi: あなたはエレベータのボタンを押そうとする。でも、バランスをくずすか何かするのよ。
Sayaka: 私はその計画が上手く行くとは思わないなあ。私の書類、全部 iPad に入れてあるし。だから私書類は一切持たないのよ。
Kotomi: なんでもいいからプリントアウトしなさいよ!。書類を持つ!。大きめのやつも!。
Sayaka: わかった。
Kotomi: そしたらそのとき、その人はあなたに話しかけるに決まってるわ。
Sayaka: 彼は何て言ってくるだろう?。
Kotomi: その人は言うわよ。「大丈夫ですか?。手を貸しましょうか。」そしてそのとき、あなたたちの手はお互いに触れ合うのよ。あなたたちが書類を拾い上げるときにね…。
Sayaka: コトミー!
(電話のアラームが鳴る)
Kotomi: お昼休みは終わりだね。退勤後にご飯たべに行かない?。最上階に本当に素敵なレストランがあるのよ。
Sayaka: 私まだそこ行ったことないな。
Kotomi: すてきな景色なの。書類持ってきてね。いい感じかどうかを見るから。
Sayaka: わかった。
* * *
(エレベータのドアが開く)
Sayaka: いくつか大きな書類を持ってきたけれど…。上手く行くのかどうか、疑問だなあ。
Man: 今晩は、ご予約は御座いますか?。
Sayaka: いいえ、でも二人分の席は空いていますか?。あっ!。
Man: こんばんは。我々はお互い、毎朝エレベータでお会いしますね。私はここで貴方にお会いできることを楽しみにしていました。
Sayaka: えっ、本当ですか?。わあ、いやあその…。ああ、書類!。
Man: 大丈夫ですか?。手を貸しましょうか。
Sayaka: (彼女の心の中で)ああああっ!。コトミ。私はこの次にどうしたら良いの?。たすけて!。