
Narration: ある夜、侍が宿に訪れます。
Samurai: 御免ください。今晩のための部屋を欲しいのです。私は大変疲れています。昨晩泊まった宿はとても騒がしくて。宴会していた客もあり、私は全く眠れませんでした。良い眠りにつけるよう静かな部屋が欲しいのです。
Owner: それを聞きましてお気の毒に思います、お侍さん。お部屋にご案内させてください。そこは大変静かですよ。
Narration: 部屋にて、侍は床に入る準備をします。すぐに二人の若者が宿に現れます。
Genji: ごめんよ!。我々は今晩の宿が欲しい。
Owner: はい、わかりました。
Narration: 宿の女将は侍のすぐ隣の部屋に二人を連れて行きます。
Genji: おい、タロウ。宴会しよう!。芸者を呼んでさ!。
Taro: それはいいな、ゲンジ。酒もたくさん呑もう!。
Narration: 芸者は楽器を奏で、歌います。二人の男は沢山の酒を飲みます。隣の部屋の侍はこれを聞いて怒ります。彼は宿の女将のところへ言いに行きます。
Samurai: 御免ください!。私の隣の部屋で宴会が開かれています。それはとても騒がしい。私は寝ることができません!。あの人たちに静かにしてくれと言ってくれませんか?。
Owner: わかりました、お侍さん。そのようにいたします。
Narration: 宿の女将はゲンジとタロウに話します。すぐに宴会は終わり、その部屋は静かになります。しかし…。
Genji: おい、タロウ。お前起きてるか?。侍の嫁と俺の話をお前にしたいんだが。
Taro: お前の女だったその彼女の、ゲンジ?。
Genji: そうそう!。俺たちは一緒にたくさん楽しんだんだ、しかし彼女の夫が俺たちのことに気づいた。それで、俺は逃げなくちゃならなくなった。
Taro: ああ、なるほどね。
Genji: 俺はまだその夫が俺に大層腹を立てていることを知っている。俺たちは会ったことはないんだが、その夫は俺の名前を知っているんだ。
Taro: それならもし彼がお前を見つけたなら、彼はお前を斬ろうと思うかもしれないな。
Genji: そうなんだよ。でも、俺はやつは決して俺を見つけられないだろうと思ってる。俺は隠れるのが得意だからな。ははは。
Narration: 侍はこの全てを耳にします。そして宿の女将に会いに行きます。侍は女将にゲンジの話を聞かせます。そして、彼は言います。
Samurai: 私はそのゲンジの話に関わる侍です。私は今でもとても怒っています。それで、明日の朝私は彼の部屋に向かいます。彼にそのことを話してください。そうして、彼の部屋に鍵をかけておいてください。私は彼を逃したくない。
Owner: ああ、わかりました、お侍さん。私は彼にそれを伝えます。そして、扉に鍵をかけます。
Narration: 女将は二人の男に話します。その部屋はとても静かになります。一晩中、静寂があります。次の朝、侍は宿の帳場に向かいます。
Samurai: おはようございます!。良い眠りが取れました。それでは私は行きます。
Owner: しかしお侍さん。ゲンジのことはどうなされるのですか?。
Samurai: ゲンジ?。ああ、あの男。実は、私は彼のことを知りません。私は彼を怖がらせたかっただけなのです。そして、それは上手くいきました!。彼らは静かでしたよ!。