
Kyoko: 皆さんありがとうございます!。また皆さんのお越しを願っています!。おやすみなさい!。
Yoshiki: いいショウだったよ、キョウコ!。
Kyoko: 最悪だったわよ。
Yoshiki: まだ君は僕に怒っているのかい?。
Kyoko: もちろんそうよ!。あなた、私のドレスにアイロンがけをしなかった!。このシワを見なさいよ。
Yoshiki: お客様は君の歌を聴くためにここにくるわけで、君のドレスを見るためにでは無いよ。君は完璧だったよ!。
Kyoko: でも、私たちは豪華客船に乗ってるのよ。私は完全な状態を保たなければ、お客様たちはまた観に来てくれないわ。そのことが理解できないのなら、あなたは良いマネージャーでは無いわ!。
Yoshiki: しかし君、僕は君のマネージャーではなくて、君の夫だよ。
Kyoko: あなたは私の夫であり、今は私のマネージャー。私はあなたにお給料を支払うって言ったわよね。覚えてる?。
Yoshiki: 僕はお金はいらないよ。僕は君のサポートがしたいだけだよ。
Kyoko: 私のためにそれをするのではなくて、観客の皆様にそれをするのよ!。
Yoshiki: ふん!。じゃあ、一人でやりなよ。
* * *
(デッキの外側で)
Yoshiki: 私たちの客室に戻りたく無いわ…。彼の顔を見るには、まだ怒りが収まらないわ。
Old Man: 今晩は、マダム。
Kyoko: あら、今晩は。
Old Man: 素敵な夜ではないですか?。風が気持ちいい。そして見て、星が綺麗だ!。
Kyoko: 星ですか?。ああ、私気がつきませんでした。
Old Man: ふむ…。貴方は夫と喧嘩をしませんでしたか?。
Kyoko: どうしてそれをご存知なのですか?。
Old Man: もし貴方が幸せな気持ちなら、クルーズ中には空を見上げるでしょう。もし貴方がそうではなければ、そのときは…。
Kyoko: なるほど、そういうことですか。
Old Man: 結婚とは奇妙な物です。愛している誰かと結婚する。しかし、時にそれを忘れてしまう、違いますか?。貴方と貴方の夫は毎日を余りに忙しく暮らし、お互いのための十分な時間をもっていないのでは?。客船に乗船している今、貴方達はその関係をリセットできる。
Kyoko: リセット?。
Old Man: そうです。この旅が始まったのばかりの際には、喧嘩も起こるでしょう。貴方の考え方と彼の考え方が、衝突する。
Kyoko: それは私たちに正に起きていることです!。
Old Man: しかし、分かりますよね、この船の上はとても小さな世界です。最後には、貴方は貴方のパートナーを大切に想えるでしょう。心配は入りません、彼はすぐに貴方の元へ現れますよ。
Kyoko: 本当ですか?、大丈夫ですか?。
Old Man: ええ、100パーセント大丈夫です。私は男性は女性がそうであるよりも、寂しさをより多く感ずると考えます。
Kyoko: ああ!。同じような経験を貴方もしたのでしょうか?。
Old Man: ええ、しました。そういうことで、私は今も客船の旅を続けています。私は私の妻と過ごした想い出に、寄り添いたいのです。
Kyoko: そんなことがあったんですか?。
Yoshiki: キョウコ!。キョウコ!。
Kyoko: 彼が私の夫です。
Old Man: 私は貴方に伝えます。良い夜を!、と。
Kyoko: ああ、貴方にも。
Yoshiki: キョウコ、ごめんね。僕は明日はもっと頑張るよ。
Kyoko: あなた、私もごめんなさい。愛してるわ。