Mother: なんていいました、先生?。メガネですか?。
Doctor: ええ。
Mother: 私の息子にはメガネが必要ですって?。
D: そうです、彼にはその必要が在ります。マサヒコ君、学校でメガネを使うようにするんだよ、いいかい?。
Masahiko: あっ、はい。
Mo: 有難うございました、先生。
Ma: ありがとうございました。
Mo: マサヒコ、あなたテレビゲームで遊んだり、漫画読んだりするのに多く時間を割きすぎるんだと私思うの!。私いつも暗いところで本読んだらダメって言っているでしょう。あなた全然聞かないけれど!。
Ma: わかった、わかったよ。
Mo: いいえ、あなたわかってない。それだから、メガネが要るようになっちゃったのよ。さあ、行きましょう。
Ma: どこへ行くの、母さん?。僕は家に帰りたいな。
Mo: 私たちはメガネを買いに行くのよ、もちろん!。
* * *
Staff: いらっしゃいませ。本日はどのようなものを?。
Mo: 私の息子のメガネが必要なんです。
S: なるほど。私共は児童用眼鏡も多く取り揃えております。こちらへどうぞ。
Mo: 有難うございます。まあ!、とてもたくさんの子供用の物がありますね。
S: お客様のお好みの物をどれでもご試着ください。もし何かお聞きになりたいことがございましたら、私にお申し付けください。
Mo: そうします。あなたどれが好き、マサヒコ?。
Ma: 僕はわからないよ。
Mo: いくつか試すだけよ。
Ma: わかったよ。
Mo: (ためいき)
Ma: どうしたの、母さん?。
Mo: あなたがメガネをかけなくちゃならない事、私残念だわ。私、あなたがあなたのお父さんみたいに成長するんだと思っていたの。彼はメガネなしでとてもハンサムだわ。
Ma: 父さんはハンサムじゃないじゃない!。
Mo: いいえ、彼はハンサムよ。彼は私の大好きなサッカー選手のロナウドそっくりだもん。
Ma: 母さん、僕は母さんにメガネが必要なんだと思うよ。
Mo: どう言う意味よ?。私はとてもよく物を見ることができるわよ。ああ私、あなたのための計画があったのよ。中学生で、あなたは市のサッカー大会でスター選手になって高校生では日本代表チームのメンバーになる。で、スペインで活躍して国際的に有名になるの!。
Ma: で、母さんは僕がメガネをかけてしまうとそれが出来ないと思うんだね。
Mo: もちろん、無理よ。メガネをかけた有名な選手をあなた見たことがある?。
Ma: 母さん、コンタクトレンズを着けた選手もいくらか居るんだと思うよ。
Mo: あー。いいところに目をつけるわね。
Ma: これはどう?。僕これが気に入ったな。
Mo: わあ!。あなたかっこいいよ。
Ma: ほんと?。
Mo: あなたあなたのお父さんよりもっとハンサムよ。いや、ロナウドよりも!。
Ma: 母さん!。
Mo: これ試してみて。それか、あの青いやつはどうかな?。
Ma: うん、これも素敵だね。
Mo: 私に新しい計画が浮かんだよ。あなたはお医者さんになるの。もうすでに見えるわ。あなたは最高にハンサムなメガネ医師として雑誌に載るのよ。
Ma: 母さん、僕はお腹が空いたよ。
Mo: 後で食べられるじゃない。ああ、この茶色のメガネだと、あなた IT 企業の若い社長みたいね。マサヒコ、なにもあなた心配しなくていいわ。あなたとあなたのメガネには、明るい未来が待ってるね!。