Doctor: 私はついにやったぞ!。
Assistant: この薬品を飲むと、透明になる、ですよね博士?。
D: そのとおり。だれにも見ることはできない。
A: おめでとうございます!。これは今世紀最大の発明ですよ!。
D: それを言うにはまだ早すぎると思うよ。まず我々はそのテストをする必要がある。さて、それを飲んでみなさい。
A: えっ?。私ですか?。
D: うむ、君だよ。
A: しかし…。
D: 君は私の助手として大変懸命に10年間働いてくれた!。であるから、私は君にそれを先ず初めに飲ませるのだ。
A: いいえ、博士。博士が初めに行うべきです。
D: 私は観察しノートを取らないとならない。わかるだろう。
A: 私もそれらを博士のためにすることが出来ますよ。
D: おい、君はそれを飲むことを恐れているのか?。
A: そんなことはありません!。
D: それなら君は何をためらっているんだ?。それを飲みなさい!。
A: (ためいき)10年前、僕は第7番目の助手でした。
D: そうだな、おめでとう!。君は今では第一助手だよ。
A: それはなぜなら、他の6人の助手たちは去ったからです!。今では私1人だけですよ!。
D: それが意味するところは、君は最高の助手ということだよ。
A: いいえ。皆は博士を信用することを辞め、去りました。今や彼らは皆、成功しています。有名な大学の教授になった者もいます。
D: それがどうした?。私は興味がない。
A: 博士!。この研究は中止しましょう!。
D: 君はなんの話をしているんだ?。
A: この薬で透明になんかなれませんよ。
D: いいやできる。この薬で透明になる。
A: 子供でさえそれは不可能なことだと理解しますよ。
D: ははは。まあ、落ち着け。今回は、上手く行くだろう。これは本物の「透明人間」薬だよ。世界中の皆が大変に驚くだろう。人々は私を「神」と呼ぶだろう!。
A: 博士は本当に子供ですね。
D: 私にそんな口の聞き方をするな!。
A: 私が博士の元に残ったのは、博士と一緒に研究することが、私は本当に好きだったからです。
D: へっ?。
A: 私はいつも博士を尊敬していました。なぜなら、博士はいつも前向きで、いつも本当に親切だったからです。私の猫が行方不明になった時、博士はその猫を探す私を3日間手伝ってくれました。博士はいつも私に尋ねてくれました。「君は十分睡眠を取っているかい?。」「野菜を食べたかい?。」博士は私にとって父親のようなものです。
D: ああ。
A: ですから、これは中止しましょう。この研究に未来はない。皆が我々を笑い者にしています。
D: 君は何も心配する必要はない。私がそれを飲むよ。私の顔を覚えていてくれよ、いいな?。もう二度とそれを見ることは無いのだからな。では…。(ガラスの割れる音)
D: ああ、なんてことだ!。私の薬!。私の10年間が!。
Boy: あっ!。僕たちの野球ボールが窓を壊してしまいましたか?。
A: そうだ。それが窓を割ったよ。
B: 泣いている人がいる。本当にごめんなさい。
A: いや。ありがとう。博士は今や、薬品を飲むことは出来ないよ。