エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「Why does lightning go zig-zag?」(2022 年 9 月)

 

Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。今日、学校からの帰りみちに雨がふりはじめました。わたしの大好きなパン屋さんの前で、店長さんが雨がふりやむまでお店の中に迎えいれてくれました。わたしの知っている人が先にそこにいました。

Shinichi: マリー?。

Marie: シンイチ?。

S: やあ。今日は天気予報では雨が降ると言っていなかったんだけどね。

Mar: そうなの!。

Masahiro: 大丈夫だよ。これは夕立ってだけだよ。すぐに止むよ。

S: マリー。これは僕の友達、マサヒロ。マサ、こちらは僕の従姉妹、マリーだよ。

Mar: こんにちは、マサさん。

Mas: こんにちは、マリー。

S: おおおお!。僕は雷が嫌いなんだ!。

Mar: わたしも怖い!。ジグザグの雷がみえたよ!。シンイチ、どうして雷はジグザグに進むの?。

S: マサはそれを答えるのには完璧な人物だよ。彼は大学で気象学を学んでいるから。それは天気と気候についての学問だよ。

Mas: うん、どうやって雷が発生するかということから始めようか。

Mar: はい!。

Mas: 君は雲が何からできているか知っているかい?。

Mar: 雲はなにからできているか…とても小さな水のつぶとか、氷のかけら!。

Mas: すばらしいね。びっくりした!。雲の中では沢山の氷のかけらがお互いに衝突している。それが電気を作り出す。

Mar: わあ!。氷が電気をつくるの?。

Mas: そうなんだよ。電気が雲の中に溜まりすぎると、それは雲からでてくる。それが稲妻。そしてその音が雷鳴と呼ばれる。

Mar: わかりました。稲妻は電気なんだ!。

Mas: そうなんだ。そして電気が空中を通り抜けるのは難しい。真っ直ぐに進むのは困難なんだ。そして稲妻は通り抜けるやすい場所を探す。そう言うわけで、ジグザグに進むんだよ。

Mar: うむむ…。

Mas: こう言うふうに考えるのはどうだい?。東京の渋谷のスクランブル交差点にいることを想像してみて。

Mar: 渋谷の駅前の、あの大きな交差点?。はい。

Mas: さて、君は道を横切り始めたところだ。そして沢山の人々がさまざまな方向から君に向かってくる。君はどうする?。

Mar: わたしは人にぶつからないように人たちの間を進もうとします。

Mas: 真っ直ぐ歩いているのかな?。

Mar: ううん、わたしはジグザグに進みます!。

Mas: 分かった?。雷も一緒だよ。

Mar: 今、わたし分かりました!。

S: それじゃあ、マサ、我々は雷鳴をどう言う理由で聞くんだい?。僕はあの大きな音が本当に苦手なんだよ。

Mas: 稲妻が発生する時、その周りの領域が大変な高温になる。それは 20,000 から 30,000 ℃以上にもなる。温度の高い空気はどんどん体積が増し、最終的に爆発する。バーン!。

S: なるほど。

Shinichi & Marie: わーっ!。

Mar: マサさん。わたしたちが稲妻をみた時、なにをしたらいいですか?。

Mas: 稲妻は高い場所に落ちる。だから、樹木やその他高い物体から距離を置く。そして可能な限り速やかに安全な建物の中に入る。

Mar: ありがとう、わたしに教えてくれて。マサさん。

S: ありがとう、マサ!。

Mar: いつでもどうぞ!。

M(N): マサさんの解説の後、すぐに雨はやみました。私はまるで稲妻のように、ジグザグに家へ走って帰りました!。

 

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