Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。今日、学校からの帰りみちに雨がふりはじめました。わたしの大好きなパン屋さんの前で、店長さんが雨がふりやむまでお店の中に迎えいれてくれました。わたしの知っている人が先にそこにいました。
Shinichi: マリー?。
Marie: シンイチ?。
S: やあ。今日は天気予報では雨が降ると言っていなかったんだけどね。
Mar: そうなの!。
Masahiro: 大丈夫だよ。これは夕立ってだけだよ。すぐに止むよ。
S: マリー。これは僕の友達、マサヒロ。マサ、こちらは僕の従姉妹、マリーだよ。
Mar: こんにちは、マサさん。
Mas: こんにちは、マリー。
S: おおおお!。僕は雷が嫌いなんだ!。
Mar: わたしも怖い!。ジグザグの雷がみえたよ!。シンイチ、どうして雷はジグザグに進むの?。
S: マサはそれを答えるのには完璧な人物だよ。彼は大学で気象学を学んでいるから。それは天気と気候についての学問だよ。
Mas: うん、どうやって雷が発生するかということから始めようか。
Mar: はい!。
Mas: 君は雲が何からできているか知っているかい?。
Mar: 雲はなにからできているか…とても小さな水のつぶとか、氷のかけら!。
Mas: すばらしいね。びっくりした!。雲の中では沢山の氷のかけらがお互いに衝突している。それが電気を作り出す。
Mar: わあ!。氷が電気をつくるの?。
Mas: そうなんだよ。電気が雲の中に溜まりすぎると、それは雲からでてくる。それが稲妻。そしてその音が雷鳴と呼ばれる。
Mar: わかりました。稲妻は電気なんだ!。
Mas: そうなんだ。そして電気が空中を通り抜けるのは難しい。真っ直ぐに進むのは困難なんだ。そして稲妻は通り抜けるやすい場所を探す。そう言うわけで、ジグザグに進むんだよ。
Mar: うむむ…。
Mas: こう言うふうに考えるのはどうだい?。東京の渋谷のスクランブル交差点にいることを想像してみて。
Mar: 渋谷の駅前の、あの大きな交差点?。はい。
Mas: さて、君は道を横切り始めたところだ。そして沢山の人々がさまざまな方向から君に向かってくる。君はどうする?。
Mar: わたしは人にぶつからないように人たちの間を進もうとします。
Mas: 真っ直ぐ歩いているのかな?。
Mar: ううん、わたしはジグザグに進みます!。
Mas: 分かった?。雷も一緒だよ。
Mar: 今、わたし分かりました!。
S: それじゃあ、マサ、我々は雷鳴をどう言う理由で聞くんだい?。僕はあの大きな音が本当に苦手なんだよ。
Mas: 稲妻が発生する時、その周りの領域が大変な高温になる。それは 20,000 から 30,000 ℃以上にもなる。温度の高い空気はどんどん体積が増し、最終的に爆発する。バーン!。
S: なるほど。
Shinichi & Marie: わーっ!。
Mar: マサさん。わたしたちが稲妻をみた時、なにをしたらいいですか?。
Mas: 稲妻は高い場所に落ちる。だから、樹木やその他高い物体から距離を置く。そして可能な限り速やかに安全な建物の中に入る。
Mar: ありがとう、わたしに教えてくれて。マサさん。
S: ありがとう、マサ!。
Mar: いつでもどうぞ!。
M(N): マサさんの解説の後、すぐに雨はやみました。私はまるで稲妻のように、ジグザグに家へ走って帰りました!。