何年も、何年も昔、ナイジェリアにて、太陽と月は結婚をしました。そして彼らは村の小さな家で暮らしていました。
太陽のいちばんの友人は水でした。そして彼らは毎日一緒に遊んでいました。太陽と月は水の家によく遊びに行きましたが、水は決して彼らの家には来ることはありませんでした。それで太陽は尋ねました。
「次は私の家に遊びにきたら?。」
しかし水は言いました。
「ありがとう、私の友達。でも、私の家族は私が行く所どこへでも一緒に行かなくてはならないので、あなたの家は十分な大きさではないんだ。」
太陽は少しの間考えました。
「心配しないで、私にいい考えがあるから!。」
そして太陽は彼の家に駆け戻りました。
家にて、太陽は彼の妻、月と話しました。
「私は私のいちばんの友人に、我々を訪ねにきてほしい。しかし彼は、私たちの家は彼とその彼の家族を迎えるには狭すぎるのだと言う。もっと大きな家を建てるのを手伝ってくれないか?。」
月は言いました。
「勿論、私は援助します。」
太陽と月は大きな家を建てるために一緒に働きました。多くの日が過ぎた後、新しい家が完成しました。太陽は水に会いに行き、言いました。
「水よ、我々は大きな家を建てたから、我々の家を訪ねることができる。明日来てくれないか!。」
水は言いました。
「ああ、本当にありがとう。」
次の日、水と彼の家族は太陽と月の新しい家を訪ねました。
「本当に僕らは中に入ることができるの?。」
太陽は言いました。
「勿論だ!。中にお入り。」
水は中に入り始めました。全ての種類の魚類と全ての水棲生物も一緒に中に入りました。そしてすぐ、床は水で覆われました。それは太陽の膝の高さまで来ました。
「私たちはまだこれで全部ではないよ。まだ我々は中に入っても大丈夫かい?。」
水が尋ねました。
太陽は言いました。
「まだもっと空間があるよ。入って、入って!。」
そして水は家に入り続けました。今やその家は半分が水に浸かっていました。水は太陽の肩の高さまで来ていました。
「まだ我々は中に入っても大丈夫かい?。」
水が尋ねました。
太陽と月は彼らの友人に喜んでもらいたくて、大丈夫だよと二人は言いました。
水は家の中に入り続けました。今、太陽と月のための場所はもうこれ以上ありませんでした。水と彼の家族たちが全員中に入ることができるように、二人は屋根の上に立っていました。水は再び尋ねました。
「私たちはほぼ皆中に入ったよ。しかし君らは屋根の上だ。我々は全員中に入ることはできると思うかい?。」
それでもまだ太陽と月は、大丈夫だよと言いました。
そうして、最後の水が家の中に入り込みました。水は屋根のところまで来ました!。太陽と月が入る場所はありませんでした。そのため二人は空へ飛び立ちました。そう言うわけで、太陽と月は今では空に暮らしています。