エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「Shodoshima」(2023 年 6 月)

 

Martha: おはようございます、みなさん!。こちらはディスカバリング ローカル ジャパンのレポート中のマーサです!。私は本日、小豆島にある素麺工場のこちらに来ています。代表の中武義景さんにお話を聞いてみましょう。

Nakabu: こんにちは、マーサさん。

Martha: こんにちは、中武さん。私は、特別な素麺が最近人気があると伺いました。それらは素麺のように見えるのですが、それらの何が違うものなのですか?。

Nakabu: これは、生そうめんなんです。

Martha: 生?。お刺身、生の魚みたいなものですか?。

Nakabu: そうですね。そうめんは通常、三時間乾燥させます。しかしこれは生そうめんです。ですから、完全には乾燥していません。すこし試食してみてください。

Martha: ありがとうございます。これは本当に普通のそうめんとは違いますね。

Nakabu: 生そうめんは工場で働く職人たちがよく食べていたものです。我々はそれが美味しいものだと判っていたのですが、長く持つものではないため、売るのは難しいものでした。それで私たちは私たちの工場内にちいさな食堂を作りました。そうして、生そうめんは本当に人気になりました!。

Martha: なるほど。今では他のお店も生そうめんを、メニューに載せています!。

Yuya: ねえ、マーサ!。僕はみなさんにお知らせしたい、ほかの新しい人気の食べ物を用意しています!。

Martha: つづけてください、ユーヤ!。

Yuya: 醤油は約 400 年の間、小豆島で作り続けられているということをみなさんご存知でしたか?。私はある醤油工場の五代目社長、山本康夫さんと一緒にいます。社長がみなさんに新しい人気の食べ物についてのヒントを出します。

Yamamoto: それは、小さくて、赤いものです。

Yuya: 私、それを試食してみます。わあ、これは本当に甘い!。これがトマトだなんて僕は信じられない!。おっと!、私、答えを言ってしまいました。このトマトは通常のミニトマトの二倍、甘いものです。山本さん、トマトとお醤油に、どんな関係があるのですか?。

Yamamoto: 我々が醤油を製造する際、我々は液体部のみ利用します。それ以外は全て廃棄物であり、我々はそれを捨てていました。それを今では、その廃棄物をトマトの肥料として利用しています。

Yuya: それは合理的ですね。どのくらいの量、廃棄していたのですか?。

Yamamoto: この島の工場から、毎年約 3,000 トンくらいが捨てられていました。

Yuya: それは多いですね!。

Yamamoto: そして、それを全部捨てるのには、多くの金額もかかります。

 

* * *

 

Yuya: 私はいま竹本和史さんといっしょにトマト畑に立っています!。私はあなたのトマトが本当にいま人気だと聞いています!。

Takemoto: そうなんですよ。東京の青果市場の人たちが、よく売れると言うので、私はとても嬉しいです。しかし、一つ問題があるんです。

Yuya: それはなんでしょうか?。

Takemoto: 醤油工場由来の肥料が土壌の塩分を過多にするのです。

Yuya: それは良くないですね。その問題の解決策は見つかりましたか?。

Yakemoto: ええ、我々のトマト畑をみてください。

Yuya: はっ?。緑色をした植物が育っているのが見えます。

Takemoto: あれらはアイスプラントと呼ばれています。その植物たちは土壌から塩分を除去します。そして、食用にも良いものなんですよ。アイスプラントが我々の問題を解決して、さらにお金にもなります。

Yuya: それはすごい!。もしみなさんが何か新しくて美味しい食べ物を探したいのなら、小豆島のことを忘れないでくださいね!。

 

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