エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「Kagoshima」(2023 年 6 月)

 

Yuya: はーい、こんにちは!。私はディスカバリング ローカル ジャパンのユーヤです!。私は今日は鹿児島市に居ます。焼酎の新しい流行を皆さんにご紹介したいと思います!。まず、エイリー麻弥さんとお話してみましょう。彼女はこの市で焼酎バーのバーテンダをしています!。

Maya: こんにちは、ユーヤさん。

Yuya: お会いできてよかったです、麻弥さん。それで、あなたはアメリカ出身で 2011 年からこちらに暮らしている、ということでしたか?。

Maya: ええ、そうです。そして、私は焼酎と恋に落ちています。

Yuya: それはどうして?。

Maya: 焼酎を私が飲んだ初めての時、焼酎は不思議だなっておもいました。風味も変わっているしお湯で割って飲むところも、私には新鮮でした。そのことが、私に焼酎に興味を持たせました。

Yuya: 私は麻弥さんが特別な資格を持っているとお伺いしました。

Maya: 私は焼酎唎酒師なんです。それが意味するのは、私は焼酎の専門家だってことです。

Yuya: すごいですね!。それじゃあ、私に新しい種類の焼酎についてお話しいただけますか。

Maya: もちろんです。それはフレーバー焼酎と呼ばれています。今は本当に人気なものです。

Yuya: どんなものだろうって、想像します。となれば、試飲してみないとなりません!。おおお!。この焼酎、いちごのような匂いがします!。いちごから造られたものですか?。

Maya: いいえ、違うんです。それは焼酎を醸造するための普通の材料から造られています。しかし、フレーバー焼酎の味、匂いはフルーツ、たとえばライチ、バナナ、そして葡萄、のようなものなんです。

Yuya: 本当ですか?。これがさつまいもから造られたものだと、麻弥さんは言うんですか?。

Martha: ユーヤ!、私に説明させて!。

Yuya: マーサ!。おまかせします!。

Martha: 私はいま、霧島市にある焼酎工場にいます。ここはフレーバー焼酎を作り始めた最初の酒造元のうちの一つです。焼酎で満たされた大きなスチール製のタンクがあります。それが本当に不思議なんです。こちらのみなさんは焼酎を醸造しているのに、オレンジのような香りがするんです。この工場で焼酎の醸造を担当している、安田さんが私たちに説明してくれます。こんにちは、安田さん。

Yasuda: こんにちは、マーサさん。

Martha: フレーバー焼酎づくりはどのようにして始まったのですか。

Yasuda: ええ、それはある日偶然起きたことなんです。焼酎を造るには新鮮なさつまいもを用いた方が良いと言われていました。しかし、約 10 年前、ある農家の方が古い芋を持ってきて私にそれらを使ってくださいと言ったんです。私はそうしました。そして初めは本当に強い匂いがしました。私はその焼酎は美味しくはならないだろうと思いました。しかし、半年後、その焼酎はライチのような香りを発し始めたのです。私は古いさつまいもはライチのような香りがすることを思い出しました。

Martha: 本当ですか?。どうして?。

Yasuda: わかりますか、ライチとさつまいもはどちらもそれらの中に同じタイプのアルコール分を含んでいるのです。それが、そのふたつを同じ香りにするのです。

Martha: わあ!。でも、安田さんはどのようにしてバナナやそのほかの果物のような風味を造り出すのですか?。

Yasuda: 材料の種類を変えることを試みたり、それらをどのように用いるかを試したりしました。

Martha: フレーバー焼酎を造り出すのに、努力を重ねたんですね!。フレーバー焼酎はよく売れますか?。

Yasuda: すぐに売り切れてしまいます。そのことが私を嬉しくさせます。

Martha: それではみなさん。もしみなさんが新しい体験を探しているのなら、鹿児島でフレーバー焼酎を試してみてくださいね!。

 

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