Narration: マルコは知ることは無かったがこの時、彼の母親は重篤であり、命を救うには手術が必要だった。しかしマルコの母親は手術を受けたくは無いとおもっていた。メキーネスの家族は彼女を説得していた。
Mother: もし私が手術を受けたとしても、私は死ぬことが私には分かっています。
Mr.Mequinez: そんなことを言うな。
Mrs.Mequinez: そうよ、あなたは遥々イタリアから、あなたの家族のためここへ来たのよ。あなたの息子さんたちのためにも手術を受け、生きなさい。
Mother: ああ、私の息子たち!。長い間、私は知らせを受けていない。彼らは死んだかも知れない。もしそうだとしたなら、私も死にたいと思います。
Narration: マルコの母親は泣き、眠りについた。メキーネスの家族は彼女のことを気の毒に思った。その間、マルコはとうとうトゥクマンに辿り着いた。トゥクマンは、立派な植物が茂る長く、美しい路のある、活気に満ちた若い街だった。そこはイタリアとは全く違うものだった。マルコはイタリア語の名がついたホテルを見つけた。
Marco: メキーネスさん一家の住んでいる場所がどこか教えてもらうことはできますか?。
Hotel Owner: 彼らなら知っているよ。彼らはここから 15 マイルほど行ったところに暮らしている。
Narration: これを聞き、マルコは大きく泣き叫んだ。彼はこれ以上少しも歩くことはできないと感じていた。人々がこんなに悲しい声をあげる者が誰なのかを見に集まった。
Hotel Owner: そこは世界の終わりというわけでは無い。数時間でそこまでは辿り着くことができる。しかし君はとても疲労しているように見える。そこには明日、向かいなさい。
Marco: いえ、私は今行かなければなりません。私に道を教えてください。
Narration: マルコは一晩中森を抜けて歩いた。時には彼はもうこれ以上歩けないと感じた。しかし、彼は彼の母親のことを思い、彼の足を一歩ずつ進めた。東の空が再び明るくなり、朝が来た。マルコの母親は静かに、彼女の寝床で話していた。
Mother: みなさんにして頂いたすべてのことにお礼申し上げます。メキーネスさま。
Mr.Mequinez: あきらめちゃ駄目だ。
Mother: 死ぬのは怖くありません。でも、最後の望みが一つだけあります。私の持ち物と少しばかりのお金をイタリアにいる私の家族に送って頂けませんか。私はまた彼らに会いたい、とっても…。
Narration: ちょうどその時、メキーネス夫人がその部屋に駆け込んできた。
Mrs.Mequinez: いい知らせを私、持っているの。神があなたに贈り物を授けたわ。ある人があなたを探しに来たの。
Narration: マルコの母親が扉の方を見ると、マルコがそこに居た。彼の服は破れ、汚れていたがそれはマルコ、彼女の息子だった。
Mother: 私の、マルコ!。
Marco: 母さん!。
Narration: マルコは彼の母親へと走り、母親を強く抱きしめた。そして彼の母親は何度も彼にキスをした。
Mother: ほんとうにお前かい?。どうやってここへ来たんだい?。ああ、私は夢を見ているのか?。待って。先生、私は元気になりたいです。手術をしてください、お願いです。
Narration: 手術は成功した。マルコは医者を彼の目にある涙と共に見つめた。
Marco: 有難うございます、先生、私の母親を救ってくれて。
Doctor: いや、救ったのは私では無い。君があなたのお母さんを救ったのだ。君が英雄なんだよ。