Wife: どうしてあなた私にメールで「僕は今晩夕食は必要ない。」って言ってくれなかったのよ?。
Husband: しかし、僕は君に一週間前に言ったよ。
Wife: 私、忘れたわよ!。
Husband: 僕らが共有しているスケジュールアプリをチェックすべきだよ。
Wife: 毎回チェックする暇を私持ってないわ。
Husband: そうかい。それなら、明日から別々に夕食を食べよう。僕の夕食のことを君は心配しなくて良い。朝ごはんも、ランチのことも気にしなくて良いよ。僕は自分一人で食べるよ。
Wife: もし私たちそうしたとして、夫婦でいられるのかしら?。
Husband: 夫婦はさまざまな結婚の形を持つんだよ。これが僕らのやり方になるんだろう。
Wife: あなたがそう言うのなら。お互いにストレスを受けることや怒ることがなくなるかもしれないわね。
Husband: そうだね。じゃあシャワーを浴びるよ。はっ?。あれは何?。
Wife: 何って、なによ?。
Husband: テーブルの上の古い封筒だよ。
Wife: 今日届いたの。あなた宛に、郵便局で保管されていたもの。
Husband: 君はそれについて何か知っているかい?。
Wife: 封筒にある名前が、クサカベ ジン、さんからのものだと言っているわ。
Husband: その名前は僕の曾祖父さんのものだ。彼は関東大震災で亡くなった。曾祖父さんからの手紙がどう言うわけで存在するんだろう。
Wife: どう言うわけでもいいわよ。それをお楽しみください。わたし、寝るね。
Husband: ねえ、君は興味ないのかい?。
Wife: うん、本当に興味ない。
Husband: しかし、君は僕の妻だろう。
Wife: そして、あなたはもう一緒に食事するつもりのない私の夫。
Husband: それはそれ、これはこれだよ。一緒にいてくれよ。これにはこう書いてある…。「今より 100 年後、これを読む親愛なる誰か…。」
Wife: 100 年?。
Husband: こうある。「私、クサカベ ジン、はこの郵便局の判任官に任命された。」
Wife: 判任官って、なに?。
Husband: それは郵便局長を意味する。
Wife: そう。それで 100 年の間、ひいお祖父さんはこの手紙を保管することができたのね。
Husband: 「私はあなたが私の孫か、あるいはひ孫なのかどうかと思っている…。」
Wife: 彼はあなたのひ孫ですよ。
Husband: 「私はあなたが健康でいることを望んでいる。私はいまより 100 年後の通信方法に大変興味がある。私の時代では、電報が最速の情報伝達方法だ。今現在、大阪にいるある人物に可能な限り早く伝えたいことがある。あなたの時代には、どれほど迅速に伝えることができますか?。クサカベ ジン 1923 年 8 月 21 日。」
Wife: それで終わり?。ひいお祖父さんはそれを 1923 年にかいた。じゃあ、本当に今は 100 年後だね。
Husband: そうだね。そして関東大震災は 9 月 1 日に起こる。
Wife: ああ、だめよ!。この手紙をひいお祖父さんが書いて、11 日後じゃない。
Husband: 僕は彼は、僕のひいお婆ちゃんに何かを伝えたかったんだと思うよ。
Wife: ひいお婆さんはひいお祖父さんと一緒には居なかったの?。
Husband: 居なかったんだ。彼女は妊娠していたから、実家に戻っていた。そう言うわけで、ひいお婆ちゃんは関東大震災が起きた時、安全だったんだよ。
Wife: ああ。
Husband: この手紙は僕に…、テクノロジーがここまで進んでいるのに未だ…。と考えさせる。
Wife: 私たちはうまく使えていないね。
Husband: 君、ごめんね。僕は夕食について、君にメールすべきだったよ。
Wife: いいのよ。私も、チェックすべきだったわ。
Husband: そう言うわけで、別にご飯をたべるということは忘れようか?。
Wife: そうね。一緒に明日ご飯を作りましょう!。
Husband: それはいいね!。