エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「The Wonderful Adventures of Nils - Episode Three」(2024 年 2 月)

 

Narration: 夏が南方からスウェーデンに来ました。ニルスと彼の鵞鳥、モルテンは野生の鵞鳥たちとともに北への旅を続けていました。彼は未だ小さなままであり、黄色い皮のズボン、緑のベストそして白の帽子を変わらずずっと身につけ続けていました。しかし、彼はもはや他人に迷惑をかけるのが好きな人間ではありませんでした。彼は今は他人を助ける人間でした。彼は何度も鵞鳥たちが狐に食べられることを防ぎました。彼は母栗鼠が彼女の子供たちと一緒になれるための手助けもしました。アッカ、鵞鳥のリーダー、はニルスの行いを見たり聞いたりしていました。しかし、彼女は何も言いませんでした。ニルスは鵞鳥たちと一緒に居ることを許されているのか、わかりませんでした。そのとき、アッカがニルスの元へ来ました。

Akka: 私は君が行ってきたことに対してどれだけ感謝をしているかを示したいと思っていた。それで私は君を小さくした妖精を探しだした。もし君が家に今戻れば、その妖精は君を大きくすることだろう。

Narration: アッカはニルスは嬉しいだろうと思いましたがしかし、そうではなくニルスは泣き出し始めました。

Nils: 僕は君たちと一緒に行きたい。故郷には会いたい人はだれもいない。

Akka: それなら、君のやりたいようにやればいい。

Narration: 少年は幸せの涙を流し、野生の鵞鳥たちとの彼の旅は続きました。鵞鳥たちは飛びながら歌いました。

Wild Geese: 私は何処にいる?。ここにいるよ。私は何処にいる?。ここにいるよ。

Narration: ニルスと鵞鳥たちは美しい春の日々の中に飛び、恐ろしい嵐の中に飛びました。大地や海には危険がありました。そして何度も、ニルスは道中に動物たちを助けました。ある 4 月の日。ニルスは栗鼠にいくらかのヘーゼルナッツを分けてくれないかと頼みました。突然、烏がニルスのシャツを引きました。ニルスは逃げようとしましたが、もう一羽の烏が来てその二羽の烏はニルスを遠くに連れて行きました。ニルスは頭を木の枝に打ち、全てが真っ暗になりました。彼が目を覚まして、大きな烏に言いました。

Nils: どうしてお前たちは僕をさらうんだ?。

Crow: 静かにしていろ。そうでなければ私はお前の目玉を引き抜くぞ!。

Narration: しばらくのち、ニルスは丘の上の家に連れていかれました。彼が驚いたことに、あの狐がそこにいました。狐は鵞鳥たちを何処までも追って行ったのです。また、彼は烏たちと取引をしたのでした。

Fox: 私は烏たちにお前を私の元へ持ってくるように依頼した。いまや、私はお前をとうとう殺すことができる!。

Narration: その狐はニルスをまさに攻撃するところでしたが、ニルスは賢明でした。ニルスはマッチ箱を見つけ、素早くマッチを擦りました。彼はカーテンに火を付け、すぐにその家は火の海の中に在りました。狐は家の外に逃げ出し、ニルスもそうしました。ニルスは逃げたのですが、自分が何処にいるのかわかりませんでした。彼は野に白い何かが見えるまでしばらく歩いていました。それは彼の鵞鳥、モルテンでした。モルテンはニルスを探すために来ていたのです。ニルスはモルテンに駆け寄り、彼らは空へと共に飛び上がりました。

 

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