Marie (Narration): 親愛なる日記さんへ。きょうお母さんが東京にあるロボットカフェにわたしを連れて行ってくれました!。ロボットたちはテーブルの間を移動していました。カウンターで、エプロンをしたロボットにお母さんが話しかけました。
Mother: こんにちは、私はヨウコです。私、予約をしてきたんだけど。
Robot: いらっしゃいませ、ヨウコさん。
Mo: こちらは、わたしの娘、マリーです。
R: こんにちは、マリー。私は藤田美佳子です。みかちゃん、と呼んでください。ヨウコさん、どのような種類のコーヒーがお好みですか?。
Mo: ダークローストでお願いします。
R: わかりました。あなたの為に一番良いコーヒー豆を私に選ばさせてください。
Ma: わあ!。みかちゃん、君はとても上手におはなしするんだね!。君はきっとAIロボットなんだね。
Mikako: 私はAIロボットではありません、マリー。私はあなたに、私の愛知県にある家から話しかけているしまた、そこからこのロボットを操作しているんですよ。これは私の実際の声なんです。
Ma: あなたは愛知県にいるんですか?。そんなに遠くから、どうやってロボットを動かして、どうやってお仕事をしているんですか?。
Mi: 私はこのロボットを操作するのにパソコンを利用しています。これは私の分身ロボットです。分かりますか、私はALS、筋萎縮性側索硬化症なんです。それは私の筋肉をだんだん弱めていく疾患です。でも、私はまだパソコンのマウスを、仕事する為に動かすことができるんです。
Ma: そうですか。
Mi: だいたい70名くらい、私のような人たちがいます。私たちのうちのほとんどが身体上の問題により外出することが出来ません。でも、私たちは働きたい。分身ロボットたちを操作することで、お客様の注文を受けて、お客さまとお話ししながら、ドリンクを用意して給仕たり、そういうことをしています。
Ma: それは素敵です!。
Mo: どういう経緯でここで働き始めたんですか、みかちゃん?。
Mi: 私はバリスタ、コーヒーのプロフェッショナルでした。私は私がALSに罹患したことが分かった際に、私の仕事をやめなければなりませんでした。でも、このカフェが開店した時、私はここで働き始めました、そして、私はこの仕事が大好きです。
Ma: だれがこの素晴らしいシステムを造ったんですか?。
Mi: それは吉藤オリィさんです。彼はカフェによく来ますよ。今日も彼はいると思いますよ、どうぞ彼とお話ししてみてください。
* * *
Ma: おあいできてうれしいです、吉藤さん。わたしはマリーです。
Ory: こちらこそうれしいです。オリィと呼んでください。私の趣味は折り紙なので、それがわたしのニックネームなんです。
Ma: わかりました。オリィさん。このカフェはどのようにして思いついたんですか?。
O: 私が子供だった頃、私はとても病弱でした。私は3年半ベッドに寝たきりになっていました。そして、私はとても寂しかった。私は幸せになる方法を考えていました。
Ma: それで、どうしたのですか?。
O: 私は最も大切なことはコミュニケーションだと考えました。
Ma: なるほど。このカフェではたらいたら、おうちからでもたくさんの人たちとお話ができますね!。
O: それがこの分身ロボットカフェの重要なポイントです。この技術で、誰もが社会の一員となれます。
Ma: つまり、この分身ロボット技術はみんなにとって良いものですね!。わたしは、オリィさんはほんとうに賢くて親切なひとなんだとおもいます。
O: ありがとう、マリー。
Mi: ヨウコさん、コーヒーを淹れましたよ。
Mo: ありがとう、みかちゃん。とても良い香り!。
M(N): 分身ロボットカフェは素敵でした。わたしはテクノロジーの助けのおかげで、みんなが働くことができて、くらしを楽しむことができるようになるんだろうなと思いました。