Yuya: こんにちは、こんにちは!。こちらは京都の長岡京をみなさんにご紹介している、ディスカバリング ローカル ジャパンのユーヤです。私は楊谷寺の柳谷観音のところにいます!。近年こちらでは、とあるものが大変な人気になりました。観光客のみなさんが今まさにカメラを…手水に向けています!。手水とは、神社仏閣へお参りする際に手を清浄したり、お口を濯いだりするところです。しかし今、水面にたくさんの色とりどりの花があります。観光客の方とお話をしてみましょう。
Visitor1: これはとってもかわいらしい!。
Visitor2: 手水はとても色とりどりです。ほんとうにキュートです。
Yuya: どのような理由であなたがたはこちらへ観光にきたんですか?。
Visitor 2: 私は SNS で写真をみました。こちらは私たちの家からはすこし遠いのですが、自分たちで花手水をみたかったのです。
Yuya: 素晴らしい!。花々が浮かぶ手水は、今では花手水と呼ばれています。日本中の多くの人々がこちらに訪れに来ています。お寺のみなさんは、なぜ花手水を設置することを始めたのでしょうか?。
Martha: ユーヤ、ここからは私が引き受けます。
Yuya: ありがとう、マーサ!。
Martha: はい、その答えにお答えするために、日下恵さんとお話してみましょう。彼女は一番はじめの花手水を作った方です。
Kusaka: こんにちは、マーサさん。
Martha: 日下さん。どうして貴方は手水を花で飾ろうと決めたのですか?。
Kusaka: 私は庭に花を植えたかったのですが、私どもの庭は京都府に指定名勝として認定されており、規制があるのです。
Martha: そのような理由で、貴方は手水に花を置くことにしたのですね。
Kusaka: そうなんです。私どもは 10 日毎に手水を清掃し水を変えます。手水をきれいにする毎に、私どもは花を変えるんです。私達はみなさんが季節の花を楽しめるようにと思っています。
Martha: みなさん、楽しんでいますよ!。いまではこちらではない神社仏閣でも花手水を日下さんは見ることがあると聞きました。花手水は異なる宗教、異なる思想の人々を結びつけています。それらのことについて私たちにお話お聞かせ願え、ないでしょうか?。
Kusaka: はいもちろんです。松浦さん、香川県にあるお寺の住職さん、が花手水の写真をみて、突然ある日私に電話をかけてきたのです。彼はこう言いました。
Matsuura: 花手水のバトンリレーを実施するという事について、どう思いますか?。私はそのことが、人々の気持ちを落ち着かせ、人々のストレスを忘れさせるだろうと確信しています。
Kusaka: コロナ禍において、手水でラドル、柄杓を使うことは推奨されませんでした。そうして手水は使われませんでした。そういうわけで、私は花で手水を飾りました、人々は私に花手水はいいねと言ってくれました。
Martha: なるほど。
Kusaka: 私たちは私たちの花手水の写真を撮り、SNS にそれを載せました。コロナが終わることを私たちは願っていました。そうしていまでは、日本中の神社仏閣が彼ら自身の花手水の写真で、私たちにつながってくれました。
Martha: 驚くべきことです。
Kusaka: 私は、決して出会わなかっただろう人々に私たちを繋げてくれて、花手水にありがとうと言いたいです。
Martha: 冬の間は、花手水を飾り付けるのは辛い仕事ではないですか?。
Kusaka: そうですね。しかし、私の幸せのほうがより大きなものです。観光客の方々は私たちのお寺を訪れるためにはるばる山の中に来ます。私たちの花手水が観光客の方々を喜ばせるのだとしたら、私もそれでとても幸せです。
Martha: もしみなさんが京都へ旅をすることを考えているなら、楊谷寺に訪れる時間を作り、平和な感情を体験することを、私はおすすめします。