Ben: 神さまたちはここで会うの?。
Akito: うん。出雲はそのことで有名だね。
B: まてよ…どうして「神さまたち」なんだ?。僕は神さまは一人だけだとおもっていたよ。
A: ああうん日本では、魂は全てのものの中に存在すると考えている。魂とは神様みたいなものだね。
B: ほんとう?。それじゃあこのジャグリングボールの中にも神さまが?。
A: そうだよ、僕はそう思う。ジャグリングの神様だ。
B: ワオ。じゃあこのベンチにも?。
A: もちろん。
B: じゃあ草の中にもこれらの石ころにも、かな?。そして…。
A: 気をつけて!。
B: あーっ!!(池に落ちる)
Narration(Akito): 僕はアキト。今日はベンと僕は、穴道湖を訪れている。僕らは湖のほとりの公園でショーを終えたところで、出雲市に行こうと考えていたところ、なんだけれど…。
B: はっくしょん!。
N(A): ベンは湖に落ちてしまい、彼の服はびしょびしょだ。着替える必要があるので、今すぐこのまま出雲市には行けない。僕らは湖のほとりに在る大きな木造の建物のなかに向う。
B: はーん?どうしてここにはこんなに多くの双眼鏡があるんだろう?。
Worker: これらの双眼鏡は鳥を視るための物です。沢山の鳥たちが穴道湖には訪れるんです。
B: あー、なるほど。どんな種類の鳥がいるんですか?。
W: 鵞鳥に、白鳥、家鴨、そのほか多くです。穴道湖は特別な種類の湖なんですよ。湖なのですが、塩水をもまたその中に含んでいます。よってここには、鳥たちの食べ得る様々な種類の魚が居るのです。
A: ここは魚釣りには良い場所に違いないね。
W: その通りなんです。この辺りの郷土料理には鰻、鰙、鱸、そして鯉を使います。ここで獲れるものです。
A: 穴道湖で獲れる蜆もまた有名、ですよね?。
W: そうなんですよ。
B: あー、ちいさなくろい貝。ぼくはしじみのみそ汁だいすきだよ!。
W: 蜆がお好きなようで嬉しいです。近年では夏の高い気温が、蜆に対しての問題点に成っています。
A: それはどうしてですか?。
W: はい、暑い時期には水温も高く成ります。蜆はあまりにも高い水温では生き残れないのです。
B: おー、ダメだよ!。もし、もう、しじみのみそ汁を食べられないとなると、大変だ…。
W: その心配はしなくても大丈夫だと私は思いますよ。未だ我々は沢山の蜆を獲ることができて居ますから。さてところで、穴道湖にはその他にも沢山の観光名所が在りますよ。
A: 本当ですか?。どんなものがあるんでしょう?。
W: ええはい、一年の間いろいろな時期にいろいろな催し物を我々は開催しています。例えば夏には花火、湖を周るロードレース。あーあと、あそこに在る写真は見えますか?。
A: ワオ!。素晴らしい夕日ですね!。
W: 穴道湖に夕日を観に来る事が、とても人気の在る事に成ってきています。良い天候の時には、沢山のカップルの方々がサンセットクルーズを楽しんで居ますよ。
A: ああ、大好きな恋人と一緒に美しい夕日を観る。なんてロマンチック!。いつかまた来れることを願うよ。
B: はっくしょん!。
A: ベン!。うるさいよ!。
B: ごめんごめん。着替えないといけないと思うんだ。(従業員に対して)すみません、おふろはどこですか?。
W: あそこですよ。
B: ありがとうございます。おーいアキト。君はおふろにも神様はいるとおもう?。
A: もちろん!。僕のために、お風呂の神様に挨拶しておいてね!。