エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

2019年06月12日、12月11日放送 「Makeover」

f:id:forenglish:20191209174100p:plain

 

Husband: よし君、これを降ろそう。

Wife: いいわよ。サン、ニイ、イチ…あいたっ!。

H: どうしたの?。

W: 指よ!。私の指が本棚の下にあるのよ!。

H: あー、ダメ!。持ち上げるよ。

W: ふー。ありがとう、でもあー。私の指はとても痛むわ。

H: ごめんよ。僕らは”イチ”でそれを降ろすのだと思ったんだ。

W: ちがうよ!。ゼロまで待つ!。

H: 誰もゼロなんて言わないよ…。でもとにかく、ごめんね。

W: 大丈夫。でもこの本棚が動かせて良かったわ。

H: 僕もそう思うよ。 

W: 居間の模様替えをずっとやりたかったの。でも待って…。

H: なんだい?。君?。

W: あの壁。以前は本棚で覆われて居た壁。だから見えなかった。でも今は、そこに広い場所ができたわ。

H: うーむ。我々には何ができるだろう?。

W: そこに絵画を置きましょう。

H: 素晴らしいアイデアだ。明日買い物に行って、有名な画家の物を得てくるよ!。

W: どんな作家の作品を?。

H: 僕は、ピカソであるとか、ファン・ゴッホであるとか、考える。

W: まあまあ、いいわね…。

H: それらの作品は好きでは無い?。

W: 好きよ。でも彼らの事はみんな知って居るわ。それは面白く無い。

H: どういう意味だろう?。

W: 私たちの友達が来たときに絵画を観て、「あの作家は誰だい?。」と聞かないのよ。それはあまり面白い事では無いわ。

H: それなら、モネはどうだろうか?。あるいは、レンブラント?。

W: 彼らは同じくらいに有名よ。

H: じゃあ、君、君が決めて!。

W: わかったわ。そうだな…私の絵画はどう思う?。

H: 何の話をしているの?。君の作品?。

W: そうよ。私は高校時代、美術部に居たの。

H: でも、君!。

Narration(Husband): 数日後…。

H: おーい君?。もう絵画を始めたかい?。

W: うー…分かってるでしょう、私はそれについて考えて続けているの。計画は絵画に於いてとても重要なの。偉大な作品には沢山のプランが必要なのよ。

H: そうだね…。

N(H): 数週間後…。

H: で、君の設計は順調に進んでいるかい?。

W: はー?。あー、企画!。とても順調よ。幾らかの絵筆と絵具を買いに行こうと思って居るの。

H: いいね!。

N(H): 数ヶ月後…。

H: うーん。君?。

W: うん、何なに?。

H: 本当に君は何か絵を描くつもりなのかい?。

W: もちろんそうよ…。

H: でも絵具と絵筆は買い物かごに入ったままじゃあないか。

W: うーん…。指よ!。指が、本棚を動かした時からまだ痛いの。

H: きみー、あれは6ヶ月前だよ!。

W: でも痛いんだもの!。

N(H): 一年後…。

H: ただいま!。

W: おかえり、今日はどうだった?…あら、何を買ってきたの?。

H: 僕は居間にぴったりの絵を見たんだ。

W: でも言ったでしょう。私がなにか絵を描くって!。

H: そうだね。でもここには君が描き終えるまでこれをを飾る事が出来るよ。観て?、どう思う?。

W: いいわね。かなり良いわ。で、誰の作品?。

H: ピカソ!。

W: ほんとうに?。

H: うん、そうだよ。やっと、居間の模様替えがおわった!。


 

プライバシーポリシー お問い合わせ