Wife: 私たち、映画を観に行くのね?。
Husband: うん。お隣さんが、僕に良い映画のことを話してくれたんだよ。
Wi: 私、ほとんど20年は映画館に行っていないわ。
H: それはきっと楽しいだろうね。チケットを取るよ。
Wi: なにをしてらっしゃるの?。
H: 僕はオンラインで僕らのチケットを予約しているんだよ。
Wi: あなた、どうやるかわかるの?。
H: うん。ミキが僕にやり方を教えてくれたんだよ。僕らの孫たちは、この手の事がとても得意だからね。よし、終わった!。では、出かけようか。
Wi: ああ、私楽しみだわ!。(映画館にて)お父さん?。あなたどこ?。お父さん?!。
H: 僕はここにいるよ。僕の近くに居るようにいっただろう。
Wi: ここにはたくさんの人がいらっしゃるので。すぐ迷子になってしまうわ。
H: そうだね。ああ、チケット発券機がある。うーん、これでどうすればいいんだい?。パスワード?。僕はパスワードは思い出せない…。1234、かな。
Customer 1: 失礼します。僕はあなたは、パスワードが記載されたメールを受け取ったのでは、と思うのですが。
H: メール?。
C 1: そうなんです。予約をした際に、メールを受け取るんですよ。
H: 本当にそれを受け取ったかなあ?。見つからないな。
Wi: 私たちを助けるとおもって、お父さんのスマホを見てもらうことは出来ないかしら?。
C 1: はい、もちろんです。ああ、これがそのメールです。これが、あなたのパスワードですね。
Wi: ありがとうございました!。(しばらく経ち)お父さん?。あなたどこ?。お父さん?!。
H: 僕はここだ!。ここに居て、待っていろと言ったろう。
Wi: ごめんなさい。お手洗いに行っていただけなんです。
H: まあいい。僕はポップコーンと飲み物を買って来たよ。中に入り座ろうか。
Worker: (入口にて)チケットをお願いします。
H: はい、どうぞ。
Wo: ああ、このチケットは明日の物ですね。
H: なんだって?。でもしかし、今日これをチケット発券機から買ったのだよ!。
Wo: うむむ、お客様が予約する際に日付を間違って選択なされたのかもしれませんね。
H: ほんとうですか?。私はどうしたらいいでしょう?。
Wi: あなた、私たちまた明日来れませんかね。
H: しかし、僕らはポップコーンと飲み物を既に買ってしまったんだよ!。
Wi: 私たち、予約を変更できませんかね、出来ますか?。
Wo: 少々お待ちください。本日席に空きが有るかどうかをお調べいたします。
Wi: 彼女が使っている機械はなにかしら?。
H: わからん。未来からの何かのように見えるよ。
Wo: ああ。二つの席が空いております。
Wi: お願いできますか?。
Wo: わかりました、ただしそれらは一緒の席では無いんです。ですから、お二人は離れて座らないとなりません。それでも、よろしいでしょうか?。
H: (ため息をつき)それでお願いします。
Wi: ああ、でも私は映画を見る間、あなたの隣に座っていたいわ。
H: 僕らはに選択の余地はないよ、君。
Wi: うーん、はい…。(劇場の中にて)お父さん?。あなたどこ?。お父さん?!。
H: 僕はここだ!。僕らは劇場内にいるんだ。だから、静粛にしたほうがいい。
Wi: 自分だけで座っているととても寂しいのよ…。
H: 映画が始まればそれも気にならなくなるさ。
Customer 2: 失礼します。私、奥様の席と変わりましょうか?。
H: えっ?。
C 2: 私はここに一人できたので、大丈夫なんです。
H: 本当ですか?。大変ありがたいです!。(妻に)君?。この親切な方が君と席を変わってくれるそうだ。
Wi: まあ、ありがとうございます!。
C 2: いえいえどういたしまして。映画を楽しんでくださいね。
Wi: ああ、とても嬉しいわ。あなたと一緒に映画を観ることができて。
H: 僕も嬉しい。しかし、映画はまだ始まらないな。僕はすでに疲れてしまったよ。
Wi: ほんとうね。私たちがまるで冒険活劇の主人公のような気持ちになるわ!。