Boss: おい君、何をしているんだね?。
Yusuke: ええ、コピー機が壊れているんです。秘書さんが治してくれるのを待っています。
B: 治し方を覚えたらいいんじゃないかな。
Y: ああ、私は今後将来において、コピー機を使うことは有りませんので。僕にだれかがコピーを取ってくれるわけです。
B: ええっ?。ああっ、貴方はヤマダさんでしたか。貴方のお父さんはヤマダ商事の社長さんだ。
Y: その通りです。
B: なるほど。貴方はいつか経営者になるわけですね。それなら、コピー機の扱い方を知る必要もない。私がこの対処をしましょう。
Y: どうもありがとう!。
Narration(Yusuke): あーあ!。いつまでここで働かないとならないんだ?。父さんの会社はこの会社の重要な取引先だ。父さんは僕に、うちの会社で働くようたのむべきだ。それに今日は僕の誕生日だよ。彼女とパーティをするために早めに帰ろうかな。
Tomoki: おい、ユウスケ。待て。
Y: トモキ?。
T: 見たぞ。どうして君の上司が君の為にコピーを取っていたんだ?。それは君の仕事だろう。
Y: 彼が僕のためにやるって言ったんだよ。
T: 君がそう言わせたんだよ!。
N(Y): トモキと僕はこの会社に同じ頃入社した。彼はいつも僕に一生懸命働けと言う。彼は完璧を求めすぎる。
T: どうして君は君のお父さんが大企業の社長だということを皆に思わせることをやめないんだよ?。
Y: 僕はみんなに思わせることはしていないよ。僕はただそう言うだけだよ。
T: もし君が君の上司にそう言ったら、上司は君に指示するのが難しくなるだろう。君はここには学ぶために居るんだ、そうだろう?。
Y: 僕はこの会社でなにも学ぶ必要はないよ。僕はうちの会社でいずれは社長になるわけだから。だから僕は一所懸命に働く必要はないんだよ。
T: そうかい、一所懸命に働かない指導者は誰も必要としないぞ。
Y: なんだ、僕に指図するな。
Colleague 1: やあ、トモキ。誕生日おめでとう!。
T: ああ、ありがとう。
C 1: 今晩の夕食、君は来るよね?。
T: 実は、すこし残業しなくちゃならなくて。
C 1: 何言ってるんだい?!。君のバースデイだよ。どのくらい残ってるの?。君が早く上がれるように、僕らも手伝うよ。いつも君には残業を手伝ってもらっているから、僕らも手伝いたいんだよ。
T: ああ、いやはい。ありがとうございます!。
N(Y): えっ?。冗談だろう。トモキも誕生日なのか?。
T: ユウスケ、君も来るかい?。
Y: いや…。僕は予定があるんだ!。
Colleagues: 誕生日おめでとう、トモキくん!。
T: わああ。なんて嬉しいサプライズ!。ありがとうございます、皆さん!。
Colleague 2: ありがとう。私たちのこないだのプロジェクト、大成功だったよ!。君は将来社長になるかもしれないね。
T: また、冗談を!。
N(Y): えっ?。みんなはトモキが大好きみたいだ。僕も誕生日なんだけど、だれも僕の誕生日は喜んでくれないんだな。(エレベータの扉が開く。)
Father: 失礼!。
Y: 父さん?。ここで何をしているんですか?。
F: ああ、お疲れ様、息子よ。私はここに良い仕事をする社員がいると聞いてね、それで彼に業務を与えようとおもってここに来たんだ。
Y: ああ、やっとか!。僕は父さんの会社で働けるんだね?。
F: いやいや、息子よ。ああ、彼は居るじゃないか。君はトモキ君だね、だろう?。お話しよろしいかな?。