Akito & Ben: 乾杯!。
Ben: あー、このビールさいこう!。こんなの飲んだことないよ。
Narration(A): 僕はアキト。今日は、ベンと僕は愛知県の半田市に来た。僕らは煉瓦造りの大きな建物の中にいる。それはレストランがある博物館なんだ。
B: このボトルにある絵、ほんとうにいいな。
A: それは侍の兜の絵だね。
Server: このビールは1889年に作り始められました。しかし1943年、ビール工場が閉鎖されたため、醸造は中止されました。そして2005年、半田の人々はこのビールの醸造を再び始めることにしたのです。
A: そうなんですか?。このビールが愛知で醸造されているとは僕は知りませんでした。
S: はい、江戸時代の間、半田市はお酒、醤油、味噌、の製造で多くの利益を得ていました。明治時代の間には、ビールの製造も始めようとしました。そうして、ビール醸造の専門家をドイツから招致しました。
B: わあ。本当にビールをつくりたいと思ったんだね。
S: そうですね。この煉瓦造りの建築物は1898年に竣工しました。ちょうどその2年後、ここで造られたビールはパリ万博に於いてゴールドメダルを勝ち取りました。
A: それはすごい!。
B: それで、どうしてビールの醸造は中止されたのですか?。
S: 理由の一つには、第二次世界大戦があります。戦時中、工場は閉鎖されました。そうして、ここは航空機製造会社に接収されました。
B: ああ、戦争は全てを変えてしまう…。
N(A): 僕らは外にでる。そこには飛行機からの攻撃で受けた多くの銃痕が在る。
S: 多くのことは変化しました。しかし、人々はビールを愛していました。そう言うわけで、彼らはそれを取り戻しました。そして今、多くの皆さまが半田にそれを飲みに訪れます。
B: このビールを再びつくってくれて、ぼくはとても嬉しいです。ビールはさいこう!。
S: 半田には、酒の博物館もまた、在りますよ。そこでは日本酒の利き酒もできます。
B: 日本酒?。アキト、ぼくらは行かないと。
A: 君は今、日本酒が飲みたいの?。君は「ビールはさいこう!」って言ったばかりだろ。
B: ビールは、ビール。日本酒は、日本酒。それらはどちらも、すばらしい。
A: わかったよ…。
N(A): 僕らは煉瓦造りの建物を後にし、酒の博物館に向かう。
B: なんてクールな建物だろう!。
A: この会社はここで約200年間、1972年まで日本酒を醸造していたんだって。今は、新しい工場が近くに在るよ。
B: 200年?。それなら、彼らのお酒はほんとうによいものに違いない!。利き酒コーナーはどこだ?。
A: ベン。まず初めに僕らは博物館のガイドツアーを受けて、酒造りのことを学ばないとならない。利酒はツアーの最後だよ。
B: いいね!。ぼくらは酒の造り方を学べて、利き酒もできる!。
N(A): ツアーガイドさんは僕らに昔の話をした。お酒を造るには長い時間がかかる。そして、多くの、多くの人の手がかかる大変な仕事である。人生において出会う、たくさんの物事に似ている。良いものを作ることには、時間と労力が必要なのだ。と。
B: うーむ。半田のお酒はとてもおいしい!。きょうは、ビールと日本酒醸造の歴史をたくさん学んだ。お祝いしないとね。乾杯!。