Narration (Marie): 親愛なる日記さんへ。きょう、わたしのおかあさんが台所で叫んでいました。そこには大きなゴキブリがいました!。
Mother: マリー!ここよ!、この殺虫剤を使って。私、そのゴキブリが私の方へ来て欲しく無い。
Marie: おかあさん、どっちにゴキブリがにげるかはわたし知らないよ!。
Mo: だめっ、こっちじゃない!。
(吹きかける)
N(M): ゴキブリはひっくりかえって、死んじゃいました。わたしはゴキブリに勝って嬉しかった。けれど、疑問がひとつわたしの心に浮かびました。もしわたしがゴキブリを倒すために殺虫剤を使い続けたら、やつらはもっと強くなってもう死ななくなるのかなあ?。それでわたしはわたしのいとこのシンイチに聞いてみることにしました。彼は虫がだいすきです。
Ma: ねえ、シンイチ。わたしあなたが大学で虫のけんきゅうしてるって知ってる。虫についてのことを教えてもらってもいい?。
Shinichi: 勿論。
Ma: 殺虫剤はゴキブリをつよくする?。
S: ああ、どうして君はそう考えたの?。
Ma: わたし知ってる。すべての命あるものは生きるためにより良く、よりつよく変化するということ。わたしゴキブリは人間よりもながく地球にいるんだって本でよんだよ。その本には環境が変化したとき、彼らも変化する、ってかいてあった。だから、わたし殺虫剤をつかうことはもしかしたらゴキブリを変化させてつよくさせるのかなっておもった。
S: その考え方、僕は好きだな、マリー!。生物が生きるための新しい方法を見つけた時、それは進化と呼ばれている。
M: そうなんだ。
S: じゃあ仮に、殺虫剤を100匹のゴキブリに用いたとしようか。そのうちの99匹は死ぬ。しかし、1匹のゴキブリは死なない。そのゴキブリが生き続けてその DNA をその子供、孫、同じようにそうして引き継いでいく。こうして、強いゴキブリが繁殖に繁殖を重ねる。
M: ゴキブリが進化するのね!。それわかったよ!。
S: これはまた、「コ・エヴォリューション 共進化」とも呼ばれている。
M: またあたらしい言葉だ!。
S: もし二つの生物がお互いをより強くしたなら、それは「共進化」と呼ばれるんだよ。それは人類とゴキブリ間の戦いのような物だね。人類はゴキブリを退治したい、そうして我々は殺虫剤という武器を作るために進化した。しかし、ゴキブリは死にたく無い。だから彼らは殺虫剤に対してより強くなるように進化するのかもしれない。もし人類とゴキブリが共に強くなったのなら、それが共進化だね。
M: りかいできたと思う。
S: でもマリー。進化はとても長い時間を掛けて起こる物だよ。
M: どのくらい?。
S: 数億年。だから、我々の殺虫剤に対してさらにゴキブリが強くなるかどうかは、我々は知ることがない。
M: わあ!。それじゃあ人類とゴキブリは長いあいだ戦いつづけるんだね。
S: いつもが戦いというわけでも無いけれどね。我々は彼らから学んでもいる。今では人類はゴキブリの移動の仕方を研究しているよ。知ってるかな、素速く移動する時にゴキブリは彼らの体の大きさを変えることができるんだよ?。
M: ううんしらない。すごいね。
S: そうなんだよ。科学者は彼らの動きを真似するロボットを作ろうとしているんだ。
N(M): わたしはきょうとても多くをまなんだ!。わたしのおかあさんもゴキブリがわたしたちの役にたっていると知ってよろこんでいた!。