エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「Kisoji Tsumago-juku」(2020 年 5 月 4 日 放送分)

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Ben: みて、アキト!。あの標識が見える?。そこまでもう少しだね!。

Akito: 本当に遠かった!。

B: たったの8キロだよ。

A: たったの8キロ?。それは長いよ。それに僕らは800メートル山を登ったんだよ!。

B: そうだね。それはいい運動だったよ。それと、日本国外のたくさんの人たちがこのハイキングコースの事をしっているんだよ。

A: 本当?どうして?。

B: 理由の一つは、ハイキングを完了させたときに木製のカードをもらえるんだ。それは檜、日本のサイプレス、でできているんだ。

A: じゃあ、そういうわけで君はこのハイキングをやりたかったわけだ!。

B: うんそうなんだ!。

Narration(A): 僕はアキト。そして、僕はストリートパフォーマーだ。ベンは僕のパートナー。今日、僕らは名古屋へヒッチハイクで行くつもりだった。だけれど、ベンが突然に木曽に来たいと言った。そこは岐阜県と長野県の境目の近くの山のなかの地域だ。

B: ぼくらはやったぞ!。アキト、ここは妻籠宿だ。

A: 妻籠宿?僕は聞いたことがないな。

B: きみはほんとうに日本人かい?。ここはとても有名なばしょだよ。

A: 本当かい?。どうしてそんなに有名なの?。

B: うん、このストリートをみろよ。

N(A): 僕は通りを見る。それは古い時代劇の中から来た映画のセットのように見える。

B: ここでぼくらはまるで侍に会えるような気がするよ、ちがうかい?。

A: 本当だね!。

B: ぼくはこの場所はかつて、賑やかなポストステーションだったと読んだよ。

A: ポストステーション?、ああ、君は古い街道にある休憩場所のことを言ってるんだね。

B: 街道?。

A: 江戸時代の期間、江戸と京都を結ぶ幾つかの街道が存在したんだ。この街道は中山道と呼ばれて居た。人々が休憩することが出来るように道に沿って、その、宿場が作られた。徒歩よりも自動車や電車の方が早いので、宿場は今はもはや使われては居ない。

B: それなら、どうして妻籠宿はまだここにあるんだい?。

A: いい疑問だね。聞いてみようか。

N(A): 僕は近くを歩く人に話しかけた。彼女は僕に言う…。

Woman: 私たちは私たちの街を守りたかったのです。妻籠宿に居るとき、まるで未だ江戸時代に居るような気持ちにさせます、ですよね?。私たちはここをそのままに維持したいので、三つのきまりを作りました。

A: そのきまりを話していただくことは出来ますか?。

W: 売らない。貸さない。壊さない。です。

A: ああ、なるほど。それらはシンプルだけれど、優れたルールですね。

N(A): すぐ、夜になった。沢山の伝統的なあかりが灯った。そして、街の眺めは素晴らしかった。

B: で、アキト。どうしたらいいかな?。

A: どう言う意味だい?。

B: きみはまだ名古屋にいきたいかい?。

A: いいや。僕らは今夜はここに泊まるべきだと思うよ。

B: ぼくもここに泊まるのがいいとおもう!。

A: ふーん。君は初めからずっとここに泊まりたかった、そうだろう?。それなら、朝一番に名古屋に向けてここを出発して、そしてそこでショーをしようか。

B: わかった、わかった…。おい!、なにかいい匂いがするよ!。

A: ああ。五平餅にちがいない。

B: 五平餅?。

A: それはこの辺りの名物だよ。棒にのった平たいおにぎりだよ。胡麻や味噌、胡桃から作ったタレをつける。そうして、それを焼く…。ベン!、どこに行くんだ?。

 

B: 五平餅を買いに行くよ、もちろんね!。とてもお腹が減ったよ!。

 

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