Husband: (ごほっ)僕は体調が良くない、だから仕事に行く前に病院に行ってくるよ。申し訳ない。それじゃあね。(ごほっ)
Wife: あなた大丈夫?。一日お休み取ったら?。
H: できないんだよ。今日の午後に重要な会議があってね。
W: 熱はある?。
H: 無い。でも後で熱が出るかも知れない。僕はたぶん風邪をひいたんだと思うよ。お医者さんは薬をくれると思う…。(ごほっ)
W: あなたほんとうに大丈夫?。ねえ!、あなた何をしているの?。
H: 今日はゴミの日だからさ、ゴミを纏めてる。(ごほっ)
F: あなたベッドに寝たほうがいいわよ。
H: しかしゴミ収集車が、8時に来てしまう。
F: そのことは気にしないでいいのよ。今日は私が出しに行くから。
H: 本当かい?。ありがとう。
W: でもどうしてあなた体調悪くしたんだろう。
H: おそらく、空気がとても乾燥しているからかな。
W: 乾燥?。
H: 僕の顔を見てみて。僕の肌はほんとうに乾燥している。
W: ああ、ほんとうね。
H: 僕の唇は、笑うたびに痛みがあるほどに乾燥している。一日中、湿度のある暖かなタオルで顔を覆えたらなあ!。
W: まあ、かわいそう。あのね、わたしにいいアイデアが有るのよ!。わたしのフェイスマスクを使うのはどうかな。
H: フェイスマスク?。女性用のマスクじゃないのかな?。
W: 男性もそれを使うと聞いたわ。
H: どんなことにだろう?。
W: お肌を健康に保つことによ。
H: それは間に合ってるよ。僕はそれを使う必要はないな…。もし誰かが僕をみたら、恥ずかしいよ。
W: だれもあなたを見ないわよ。ここには私一人しかいないわ。10ぷんで終わるわ。気持ちいいとおもうわ。
H: 僕の肌は大丈夫だよ。咳の方が問題だよ!。(ごほっ)
W: あなた、咳のことはお医者さんに行って、お薬を貰ってこれるわ。お肌のことはわたしにまかせてね。よし、あなたの顔にマスクを乗せるわよ。
H: 君は本当にするのかい?。
W: もちろんでしょう!。静かにね。髪の毛を顔から払い除けてね。そして、動かないで。
H: あっ!。冷たい!。
W: すぐに気持ちよくなるわ。
H: おお!。
W: どうかな?。
H: これは気持ちがいい!。
W: ああよかった!。10ぷんかん、安静にしていてね。
H: 10分かあ?わかった…。
Narration(Husband): このフェイスマスクは悪く無い。男性でもこれを使う意味がわかった。うむむ!、いい香りがする…。薔薇のよう。いや、これはラベンダーか?。おい、咳がとまったみたいだ。病院に行く必要はないかも知れないな!。
H: あっ?。ああ、だめだ!。僕は寝てしまった!。今は何時だ?。
W: 8時を少し過ぎたところ。
H: 8時過ぎ?ゴミを!。
W: ゴミ?。あっ、ゴミのこと忘れて居たわ。
H: なんだって?!。収集車に追いつくことができるかももしれないな!。
W: 待って!。そんな格好で表にでたらだめよ!。
H: おーい!待ってくれ!。この袋も、持っていってもらえますか?。
Worker: はい、もちろん大丈夫ですよ。それは何ですか?。
H: どういう意味ですか?。
W: 顔に何かついていますよ。
H: ああ、フェイスマスク!。これも、持っていってもらえますか?。10分間たったから、今はこれを剥がしてもいいや。