Husband: (息を切らして)
Nurse: すみませんが、ここでは駆け足禁止です。ここは病院ですから。
H: ごめんなさい。私の妻が。彼女は…。あれ君か?。君は大丈夫かい?。
Wife: わっ!。あなたが走ってたの?。
H: はあ?。君は平気かい?。
W: もちろん、私は大丈夫よ。どうしてあなたは走っていたのよ?。
H: 僕は君が救急車で病院に運ばれたって聞いたんだよ。できる限りの速さで僕はここにきたんだよ。
W: 私がどうして病院に居るのかを誰かに確認したの?。
H: うーん、いや、していない…。
W: (ためいき)あなたはいつも考えなしに行動するから…。
H: わかってる。でも…。ねえ!、君は足にギプスしてるじゃないか!。
W: そうなのよ。手術はうまく行きました。
H: 手術?!。
W: うんうん。私、アキレス腱を裂いちゃったのよ。
H: 君のアキレス腱が?。大丈夫なの?。大怪我じゃないか。フットサルしてるときにやっちゃったの?。
W: そうなの…。でもね…。
H: だから僕はフットサルのプレイをやめろって言ったんだよ。
W: おこらないで。それは良い運動になるのよ。趣味でやっているだけだから。
H: 趣味でやっているだけだったなら、なんで足を痛めるのさ?。
W: うん、それはね…。
H: 聞いて。僕は君が大学の時、君たちは国内選手権大会に参加するのに十分な強さがあった。でも君はもう歳を取ったよ。君の身体的な強さはもはやその時とは同じではないんだ。
W: わかってるっ!。
H: 君がわかっているとは僕は思わないな。だから怪我したんだ。
W: 私の話も聞いて。私フットサルで怪我したんじゃ無いのよ。
H: どう言うことだい?。君はさっき僕にフットサルのプレイ中に怪我をしたって言ったじゃ無いか。
W: うん、実際は違うの。説明させてね。あなたはいつも私がまだ話をしている時に話始めるから。
H: うん。聞くよ。
W: うん。私たちのチームは練習試合の予定が今日有ったの。
H: ああ、うん。君は今朝、君のユニフォームのことを話していたね。
W: そうなの。それで私競技場にいって、着替えをしていたのね、でもそれが私の鞄になかったのよ。
H: なにが鞄になかったの?。
W: ユニフォーム。
H: そうなの?。どうしたんだろう?。
W: うん、私昨日の夜それを洗濯したんだけれど、おうちのリビングに乾かすために吊るしたままだったのよ。
H: それはずいぶん不注意だったなあ。
W: 私も人間だから。時には忘れるわ。あなたもそんなようなことをいつもしているわよ。あなた、行動する前に考えることをしないから。
H: 待ってよ…。で、もし練習試合なんだったら君はユニフォームを着る必要ないんじゃない、かな?。練習試合なら練習用のジャージでいいじゃない。
W: うん。でもその時は私、単なる練習試合ってことを忘れていたのよ。それで、試合用のユニフォームがいるって考えちゃって。それで、家に走ったの。
H: なるほど。それでその時、何が起きたの?。
W: これが、起きたのよ。
H: 「これが起きた。」ってどう言う意味だい?。
W: 更衣室を出て走り出した時、変な音が私の足からしたわ。何かが折れたみたいな音ね。そうして、歩くことも出来なかったの。
H: 待って。君は怪我した時にはフットサルをプレイ中じゃなかったんだね。
W: 言ったでしょう。フットサルは理由の一部ってわけ。本当の原因はストレッチをしないで突然に走り出したからよ。
H: ふー。なるほど。君が無事で良かったよ。でも次は行動する前に、考えるんだよ!。
W: なにっ?!。