Akito: あーっ!。これは僕には無理!。藁の加工作業はとても難しいな。
Ben: より楽なやり方があるよ、アキト。ほら、僕が手を貸すよ。手の中にわらを入れて、こんな風にまくんだよ。
A: ワオ、ベン!。君の手の使い方、とても上手だね。
Narration(Ben): ぼくはベン。きょうは、アキトとぼくは秋田県の男鹿市と呼ばれるところにいる。現在、ぼくらはワークショップを受講中。ぼくらはナマハゲ神になるのだ。この神様たちは家々を訪ねて、人々に良い事を告げるとぼくは聞いた。
Instructor: みなさんどうでしょうか?。みなさんの衣装、出来ましたか?。
A: ほぼ、出来ました。おい、ベン、僕の姿はどうだい?。
B: だいじょうぶだ。
A: そのみなさんの今作った衣装、ケデ、と呼ばれています。着心地は良いですかね?。
B: とてもあたたかいです。
I: それは良いですね。ナマハゲは大晦日に家々を訪れます。
B: あー、そうして雪の降る寒い日にこれを着るわけですね。
I: そうです。むかしむかし、お米はお金よりも重要でした。人々は何一つ廃棄することを好まなかった、だから稲の全部を使いました。お米は食べて、藁を衣装を作ることに使いました。
B: それは環境のためにいいね!。
I: そうですそうです。人々は神様に、田んぼの全ての物を利用して居るということ見て欲しかったのです。そうしたらその時、神様は翌年の稲作のために良い天候を与えてくれるだろうと。
B: そのかんがえかた、ぼくは好きです。
A: さてそれで、最後にこの仮面をかぶればいいのでしょうか?。
I: そうです。そして、大きなナイフを忘れずに。
B: それはこわいな。どうして刃物を持つのですか?。
I: それはですね、あたたかい火の元にずっと座りすぎて居る怠け者を恐れさせることができるからです。ナマハゲは怠け者にもっと働けと告げるために来るのです。
A: 怠け者はいねがー?。
B: ギャーーーーツ!。
A: ベン、僕だよ。
B: わかってるけど、それでも怖いよ。きみはマスクをかぶると違う人格を持つね。きみの声はとても大きかったよ!。
A: もっときびきび働きたくなったかい?。
B: あがーっ、なったよ!。
N(B): ワークショップを受講した後、ぼくらは太鼓のパフォーマンスをみた。演者たちはナマハゲのかっこうをしていた。とても心がおどる。そののち、男鹿市を離れ秋田駅に行った。
A: ナマハゲについての見聞、どんなふうに感じた?。
B: とてもよかったよ!。人々は永久にこれを続けて欲しいと思う。
A: 知っているかな、これは、ユネスコ無形文化遺産なんだよ。
B: まじで?。
A: 他の県に於いて、例えば石川県とか沖縄県とか、同じようなおまつりが在るよ。神様が仮面を被り、家々を訪ねる。人々はこれらの伝統を実際続けて行きたいんだ。
B: それならよかったよ。ねえ、たまにぼくらのパフォーマンスでナマハゲ神になってよ。
A: 観客のみんなが、それを喜ぶだろうってこと?。
B: そうだよ!。
A: おい、ベン。秋田県の人たちに僕らのパフォーマンスについて知らせてみようか?。
B: もちろん!。
A: どもー、みなさん!。僕らはストリートパフォーマンスデュオ、エーアンドビーでーす。
B: 僕らは17時にパフォーマンスします。みなさん見に来てください、そのとき会いましょう!。
A: もしそうしないと、ナマハゲが来て、みなさんを捕まえちゃいます!。