エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「The Lion and the Mouse ~Aesop's Fables~」(2022 年 10 月)

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 ある日、ライオンが川のそばで眠っていました。一匹の小さなネズミが家に帰るのに急いでいました。そして、彼女の目の前にライオンがいることが、目に入りませんでした。それでそのネズミはライオンの鼻の上を走り通ってしまいました。

 ライオンは大きな唸り声とともに目を覚ましました。彼はその小さなネズミを彼の足爪で捕まえ、彼女を食べてしまうために彼の大きな口を開きました。ネズミは大変恐ろしくなり、ライオンに叫びました。「ごめんなさい、ライオンさん。もし今回あなたが私をそのまま逃げさせてくれたなら、私はあなたのご親切をけっして忘れることはありません。」

 ライオンは言いました。「どういうわけで私はお前を行かせるのべきなのだい?。私は目が覚めたばかりだ。そして、私は空腹なのだ。」ネズミは一所懸命に考え、そして言いました。「もし、あなたが今日私の命を助けてくれたなら、私はあなたが困難の中に在るときにお助けすることを約束します。私は小さいですが、私にも上手くやれる事は有ります。」

 ライオンは笑いに笑い始めました。「どのようにしてお前のような小さな生き物が私を助けるのだ?。」ライオンは笑い震えました。小さなネズミは恐れ震えました。しかし、ライオンは言いました。「ああ、そうだな。お前は私のおやつにはあまりに小さすぎる。お前を行かせることにしよう。」ネズミはライオンに素早く感謝し、逃げ出しました。

 ライオンは何かよりもっと大きな食べるための何かを探しに出かけました。その後、ライオンを狩る2人の狩人が川に現われました。彼らは縄の罠を設置し、去りました。ライオンが水を飲むために川に戻ってきたとき、彼はその罠に踏み入りました。彼は捕まってしまいました!。ライオンはとてもびっくりしました。彼はその罠から抜け出そうと試みましたが、それは出来ませんでした。ライオンは吠えに吠え始めました。

 遥か遠く、あの小さなネズミはそのライオンの悲しそうな咆哮を耳にしました。彼女は思いました。「私の命を見逃してくれたのと同じライオンかしら?。彼は酷い目に遭っているのかもしれない!。これは私の、彼を助ける機会なのかもしれない。」そうして、その小さなネズミは川に走り、縄の罠の中にいるライオンを見つけました。

 

 ネズミはライオンに向かって言いました。「ライオンさん。ライオンさん。私です。あなたが見逃してくれた、ネズミです。私はあなたを助けるためにここに来ました。」ライオンはネズミを見て大変驚きました。「私はお前、ちいさなネズミに会えて嬉しいよ。しかし、どのようにしてお前は私を助け出せるんだい?。」

「私はとても丈夫な歯を持っています。見ていてください!。」ネズミはその縄の罠を注意深く観察しました。彼女は罠をまとめ上げている、一本の太い縄を見つけました。そして、彼女はそれを噛み始めました。ネズミはそれが壊れるまで、何度も何度もその縄を噛みました。ライオンは自由になりました。

「ありがとう、小さなネズミよ。」ライオンが言いました。「私はお前のことを笑ったのを悪く思う。お前は小さいにもかかわらず、お前がとても上手く行える事があるのだ。」

 

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