Daiki: コズエ!。夕食たべにいこうよ。
Kozue: ああ、ダイキ先輩。私ほんとうにそうしたいなあって思うんですけどでも、一時間後にバイトがあるんです。
Daiki: それなら、お茶でも飲みに行こう。僕、この新しいお札を使う機会を得たいんだよ。
Kozue: わあ、それを見るのは私の、初めての機会です!。もっとじっくりみてもいいですか?。
Daiki: もちろん!。
Kozue: で、これが新しい 10,000 円札。日本資本主義の父、渋沢栄一がそれに印刷されている。
Daiki: そうだね。
Kozue: 先輩彼が誰かを、本当に知っています?。
Daiki: もちろんだよ!。うむむ…彼は近代日本の父であり。あああ…し、し、渋谷?。
Kozue: 渋沢栄一です。そして彼は日本の近代的な経済システムの構築に尽力しました。先輩、津田梅子、知りませんか?。
Daiki: 誰だい?。
Kozue: せんぱい!。津田梅子です。彼女は 5,000 円札の新しい顔ですよ。
Daiki: ああ、彼女は…何かしらの偉大なことをしたんだよ。
Kozue: 彼女は海外留学をした日本初の女性で、女性のための高等教育のために尽くした人物です。
Daiki: そのとおり!。君は僕が言おうとしていたことを全部話してしまったよ。さて、カフェに行こうよ!。
Kozue: 待ってください。新しい 1,000 円札には誰が印刷されていますか?。
Daiki: それは簡単だよ。君も知っているだろう、それは彼だよ、あってるだろう?。
Kozue: そうですね、それは男性ですね。彼の名前は?。
Daiki: ううう…。眼鏡をかけた老人で、口ひげをはやしていて。
Kozue: しんじられない!。それは北里柴三郎ですよ!。彼は細菌を研究して、彼の業績はたくさんの人々の命を救いました。
Daiki: わかった、わかった。我々はこれらのお札を長い間使っていくんだ。だから、僕はそのうち覚えるよ。
Kozue: じゃあ先輩が今、覚えたかどうか試してみましょう。10,000 円札に印刷されているのは誰ですか?。
Daiki: 渋谷?。
Kozue: ちがいます!。渋沢です。5,000 円札についてはどうですか?。
Daiki: なんとか桜子。
Kozue: ちがいます!。彼女の名は津田梅子。そして 1,000 円札は?。
Daiki: 眼鏡をかけたお医者さん。
Kozue: 先輩っ!。私たち、カフェには行きませんよ。学食にこれら3人の勉強をしに行くんです。
Daiki: コズエ!。それはつまらなそうだよ。
Kozue: 国民は新しい紙幣にある人物を知っているべきです。私は先輩に常識を持っていて欲しいんです。
Daiki: 君に僕は言っただろう、僕は未だそれら人物のことを覚えてはいないが、それは新しい紙幣を使用していないからだ。
Kozue: 学食でも新しい紙幣を使用することができますよ。あそこには自販機がありますから。
Daiki: ううう…。君、バイトがあるって言ってなかった?。
Kozue: 私のシフト、今から一時間後までは始まらないんです。私、時間がありますよ。
Daiki: そうかい。僕は僕の新しいお札を自販機のコーヒーのために使おう…。これは僕の計画じゃなかったけれど。はっ?。お札はうまく使えないな。
Kozue: 大丈夫ですか?。
Daiki: このお札を受け入れ口に入れているんだけれど、戻ってきてしまうんだ。
Kozue: この自動販売機は新しいお札を受け入れないのかもしれませんね。
Daiki: 新しいお札を使えないんじゃあ、僕は何にも覚えられないな!。