エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「Laos」(2020年04月02日放送分)

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 サバイディー!こんにちは!。わたしはラオス人民民主共和国です。あなたは東南アジアの中にわたしを見つけることが出来るでしょう、そして私は大体日本の本州と同じくらいの大きさです。タイランドカンボジアベトナム、中国、そしてミャンマーはわたしのご近所です。実際、彼らはわたしの周りに在ります。690万人の人々がわたしの地面の上に暮らしています。私の地面の7割が山岳です。ほとんどの人々は仏教徒であり、どの村にも仏教のお寺が存在します。人々は質素で、平和的な生き方をしています。彼らはまた、興味深い風習を持っています。例えば、「誰の頭にも、触ってはいけない。」そして、「座っている際に、足の裏を見せてはならない。」などです。

 

 わたしは4月から5月の期間が一番暑いです。わたしの首都、ヴィエンチャン、は時に40℃前後に達します。この暑い期間に特別なお祭りが開催されます。4月中頃より、ピーマイラオと呼ばれる3日間のお祭りが在ります。そのお祭りはわたしたちの新年を祝うために開催されます。「ピー」は年を意味し、「マイ」は新しい、「ラオ」はラオスのことです。普段、ラオスの人々はあまり騒がしくはありませんが、このお祭りの間は、彼らは彼らの性格の違った面を見せます。

 

 このお祭りの話をわたしにさせてください。人々はお寺に、仏像を洗うために行きます。彼らは家族や友人たちを、正式な祈りの儀式へ招待して参加します。この祭りに対するニックネームをあなたは知っていましたか?。それは、水祭りと呼ばれています!。あなたは誰にでも、村の長老、あなたのご両親、そしてあなたが愛するひとみんなに、誰にでも水を掛けることができます。 大人たちがお互いに水を掛け合う状況を思い浮かべることはできますか?。それは面白い光景ですが、彼らは、去年に行った全ての悪いことにごめんなさいというためにそれを行なっています。このお祭りの期間、全ては水浸しです。

 

 この伝統は古い物語から来ています。神は殺されました、しかし彼が死ぬ前に彼の七人の娘に、彼の頭を濡らし続けてくれと言いました。彼は彼女たちに対して、「もしも私の頭が乾いたなら、世界は大きな危機に陥る。」と告げました。そうして、人々は年間で一番暑い期間にお互いに水を掛け合うことを始めたのです。もしあなたが世界遺産である都市、ルアンパバーン郡に訪れたなら、人々はお祭りの前から水を掛け合い始めます。そしてもしあなたがお祭りの期間にメコン川のほとりを訪ねたなら、人々は小麦粉や、時には泥を投げています。注意してくださいね!。

 

 人々はまた、メコン川の砂より小さな仏塔を作ります。生きた魚や蟹を市場で買い、それらを川に逃してあげる人も居ます。彼らは彼らが命を落とした後に、幸せになることが出来るために人生の中で多くの良い行いをしたいと思っています。

 

 わたしはよく、ファンタジーの国と呼ばれます。ここでは、朝の霧、オレンジ色の僧衣を纏う僧侶、祈りを捧げる人々をしばしば見ることがあります。もしあなたが平和を見つけたいのなら、わたしを訪ねに来てください。

 

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