エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「A Friend of Mine」(2020 年 6 月 24 日 放送分)

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Takeshi: ねえ、メグミ。僕らの部の夏合宿、どこに行く予定だい?。

Megumi: 私は未だそれ、考え中なの…。ホテルはとても高いから。

T: 僕の友達が、他の大学に通うテニス部の部長でね。彼に意見をきいてみることもできるよ。

Narration(Megumi): ”僕の友達”…。タケシは何度彼の”友達”の話をしただろうか?。

T: 彼は本当にテニスが上手でね。インターハイで3位だったんだよ。

N(M): タケシと私は同じ大学のテニス部に所属している。私は部長で、彼は副部長。彼は何時も彼の友人の話をする。

T: 僕の友達は本当に有名な選手にも打ち勝ったんだよ。

M: ワオ。でも彼はそんなに良い選手なら、なんで大学でテニス部に所属して居ないの?。どうしてプロに成らなかったの?。

T: うん、実は、膝を怪我してしまったんだ。

M: あら。そうなんだね。それで、彼のお名前は?。

T: うーん。君が彼のことを知ってるとは思わないな。

M: でも、彼はインターハイで3位まで行った、のよね?。

T: 4位だったか5位だったか…。思い出せないな。

N(M): 私達の会話はこうして何時も終わる。彼は、彼の”友達”が誰なのかを、決して私に話してはくれ無い。

T: どうだろう、ホテルを使う代わりに、テントでキャンプするのもいいんじゃないかな。

M: キャンプを実施し、テニスもプレイするという意味?。

T: そうだよ。自分たちで食事をし、キャンプファイアーをするんだ。

M: あー、それは面白そうね!。

T: 僕の友達はアウトドアの知識がほんとうに豊富でね…。

N(M): ああ、もういいわ!。

T: 彼はナイフのみ持ち、一ヶ月間山で過ごしたことがあるんだよ!。彼はとても有名で、ネイチャーマガジンの表紙を飾ったこともあるんだよ。

M: ほんとう?。それで、彼の名前は何て言うの?。

T: ああ、うーん。君は彼のことは知らないとおもうよ。その雑誌はほんとうにアウトドアが好きな人向けの本だから。

M: (ためいき)

T: 君は僕のことを信じていないね?。ほんとうだって!。

M: 信じているわ。とにかく、キャンプは楽しそうね。カレーライスを作ったり。

T: カレーといえば、僕の友達がカレーショップを持っていてさ。その店は有名なガイドブックに載っていたよ。

M(N): こんどはカレー屋さん?!。タケシはどれだけ多くの有名な友達を持っているんだろう?。

T: 彼のカレーはとてもおいしいんだよ!。

M: で、彼の名前は?。

T: 彼はそれほど有名じゃないよ…。

M: 君はたった今私に彼のカレーショップは有名なガイドブックに載っていたと言ったばかりよ!。どうして彼の名前を私に言うことが出来ないの?。

T: ああ…うーん、彼の名前は…。

M: 彼の名前は?。

T: …タケシ。

M: タケシ?!。それは貴方じゃない!。貴方は自身の話をして居たの?。

T: そうなんだ…。僕はカレーショップを持っては居ない、でもカレーを作るのは上手だよ!。それに、何度もキャンプはしては居ないけれど、テントの設営は上手だよ。

M: どうして私にそう言ってくれないの?!。

T: 僕にもわからない…僕は自分自身の話を君にするのが恥ずかしくて。ともかく、僕は君を手伝いたいな。何をしようか?。

M: うん、もし私達がキャンプに行くのなら、大きなカーゴバンが必要ね。私たちのために用意出来る?。

T: ああいいよ!。僕の友達…いや僕のことだけれど、僕は運転も上手だ。僕が運転するよ!。

N(M): ふーむ。タケシは私が考えるより多くの技能を持って居るのかも知れない。それにちょっとだけ、可愛いわ!。

 

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