エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

Stories Lafcadio Hearn Collected around Japan

「The Story of Chugoro Part Two」(2025 年 9 月)

忠五郎と言う名の足軽が、夜に出かけるようになった後に突然青ざめ衰弱し始めた。尋ねると忠五郎は言った。夜の間だけ会う、不思議なしかし美しい女性と結婚したのだと。彼は共に家に従える老人に、彼の物語を話し続けた。 「その晩、私はその橋に再び行きま…

「The Story of Chugoro Part One」(2025 年 9 月)

昔々、江戸に忠五郎と呼ばれる容貌の良い男が暮らしていた。彼は利発で愛想がよく、人々に好かれていた。 彼は足軽として鈴木家に仕えていた。ある日、彼が毎夜家を抜け出し、明け方少し前まで外出していることを見つけた者たちがいた。初めは彼らは、この忠…

「Story of a Pheasant Part Two」(2025 年 9 月)

ある夜、農夫の妻が彼女の亡くなった舅についての夢を見た。彼は彼女の夢の中に現れ、彼はもうすぐに大きな危険に遭うのだということを言った。そうして次の日、彼女が一人でいる時に、立派な雄雉子が彼らの家の中に入ってきた。その雉子は領主によって狩ら…

「Story of a Pheasant Part One」(2025 年 9 月)

尾州の遠山にある農園に、若い農夫と彼の妻が暮らしていた。彼らの農園は山の間の寂しい場所にあった。 ある夜、その妻が彼女の舅についての夢を見た。彼は数年前に亡くなったのだが、彼女の夢の中で彼女の元へ訪れて、言った。 「明日、私は大変な危険な目…

「Story of a Fly / Part Two」(2025 年 8 月)

玉と呼ばれる下女が久兵衛と言う名の商人の元へ奉公していたが、彼女は病のために死んだ。彼女の死後 10 日、非常に大きな蝿が久兵衛の家に入り込み、彼の頭の周りを回り始めた。 厳寒の時期にはどんな種類の蝿も現れないために、このことは久兵衛を驚かせた…

「Story of a Fly / Part One」(2025 年 8 月)

二百年ほど前、飾屋久兵衛という名の商人が京都に住んで居た。彼の店は寺町通と呼ばれる、島原道の少し南に在る町に在った。彼は玉と呼ばれる若狭地方出身の下女を雇っていた。 玉は久兵衛とその妻から親切に扱われて居た。玉も彼らをほんとうに好ましく思っ…

「The Story of O-Kame / Part Two」(2025 年 8 月)

八右衛門は彼の死んだ妻、おかめ、に彼は再婚することは無いだろうことを誓っていた。しかし日に日に八右衛門は、彼の家族が彼は死ぬだろうことを確信するまで体が弱く、弱くなり続けた。 ある日八右衛門の母親が、彼の健康状態に関する理由を彼女に話してく…

「The Story of O-Kame / Part One」(2025 年 8 月)

おかめは土佐地方の長者の娘だった。彼女はその夫、八右衛門を大変に愛していた。おかめは彼女の夫のことを愛しすぎだと思うものも居た。然るにその夫婦は全く喧嘩をしたことがなかった。 不幸なことに、彼らの結婚後二年もしないうちにおかめは病気になり、…

「Ikiryo / Part Two」(2025 年 7 月)

店の若い助け役、六兵衛の甥、は死にかけていた。彼は女の影に追われているのだと話した。 「我々の主人の喜兵衛さんの奥方がお前を殺そうとしていると?。」 六兵衛はとても驚いた。彼は彼の甥を信じていたが、どうして喜兵衛の妻が生き霊の影を作り出すの…

「Ikiryo / Part One」(2025 年 7 月)

江戸に、喜兵衛と呼ばれる裕福な者が持つ、瀬戸物店と呼ばれる成功した店が在った。 その店は六兵衛と呼ばれる仕事が得意な男により経営されていた。その商売は大変大きなものとなり、六兵衛は補助がないと管理できないものとなった。それで大阪で商売を経験…

「Common Sense / Part Two」(2025 年 7 月)

僧と少年僧、そして猟師は、その僧が以前何度か見た奇跡を待って居た。そうして暗く、風の強い夜の空に白い光が現れ、近く近く、近づいてきた。 その光は徐々に、六本の牙を持つ白雪色の象に乗る何か特別なものの形に成って行った。すぐに、その象とその輝く…

「Common Sense / Part One」(2025 年 7 月)

昔々、京都の近くの愛宕山と呼ばれる山に賢い僧が住んでいた。彼は彼のすべての時間を瞑想と仏教の特別な本を勉強することに用いていた。彼は村やすべての人から遠く離れた寺に暮らしていた。彼が生きるために必要なものを得るのはとても難しいことだったが…

「Riki-Baka」(2025 年 6 月)

彼の名は力。「ちから」を意味している。しかし人々は、彼が永遠に幼児だったことから、彼をリキ・ザ・フール、「力ばか」と呼んだ。16 歳の時、彼は力強く背が高かったが、心の中はいつでも幸せな二歳児だった。彼は幼児たちと共に遊び、彼の好きな遊具は箒…

「The Story of Aoyagi」(2025 年 6 月)

昔々、友忠と呼ばれる若い侍が居た。彼は能登地方の大名に仕えていた。ある冬、彼は京都の、位の高い大名へ接見しに行くという使いで派遣された。 京都への道中、彼は雪嵐のために止まらざるを得なかった。彼は丘の頂に柳の木がその周りにある小屋を見つけた…

「Yuki-Onna」(2025 年 6 月)

武蔵国に在る村に、二人の樵が暮らしていた。茂作は老人であり、巳之吉は 18 歳の若い男だった。 あるひどく寒い夜、強い雪嵐が起こった。それで彼らは空いた小屋で夜の間休むことにした。老人はすぐに眠りに落ちたが、若者は長い間眠れなかった。空気が寒く…

「A Dead Secret」(2025 年 6 月)

昔々丹波地方に、お園という美しく聡明な娘を持つ、裕福な商人が暮らしていた。お園は良い教育を受けるために京都へ送られた。彼女が家に戻った時、彼女は結婚をして一人の子供を授かった。その夫婦はお園が病に伏し亡くなるまで、四年近く幸せに暮らした。 …

「Jikininki」(2025 年 5 月)

かつて、夢窓国師と呼ばれる僧侶が美濃国の山の中で迷った。その時突然丘の頂上にて、彼は僧侶のために作られた小さな小屋を見つけた。とても老いた僧侶がそこに居た。 「今晩こちらにあなたと一緒に過ごさせていただくことはできますか?。」 夢窓は尋ねた…

「Of a Mirror and a Bell」(2025 年 5 月)

八世紀前、遠江国無間山の僧達が、青銅鏡を寄贈してほしいと女達に頼んだ。それらの鏡を溶かし、彼らの寺の鐘を作るために必要だったのである。 ある若い女性が彼女の鏡を寺へ寄贈した。しかし、彼女は後になりそのことを後悔した。その若い女性はひとり考え…

「Rokuro-Kubi」(2025 年 5 月)

500 年近く前、回龍と呼ばれる旅僧が居た。彼はかつて若い頃とても強い侍であった。ある晩甲斐国にて、彼が野外で寝ようとするところに樵が歩いてきて彼に話しかけた。 「お坊様、ここは寝るには大変危険な場所でございます。この辺りには魑魅魍魎がおります…

「Mujina」(2025 年 5 月)

東京の赤坂道に紀伊国坂と呼ばれる坂がある。この坂の片側には古い堀の水が見える。反対の側には皇居の長い塀がある。街灯がそこに存在する前には、人々は日暮れの後はそこを出歩くことはなかった。狢がかつてこのあたりを彷徨いていたからというのが理由の…

「The Story of Mimi-nashi-Hoichi」(2025 年 4 月)

数世紀前のこと。芳一という名の盲が暮らしていた。彼は彼の奏でる琵琶とともに物語を伝える彼の芸でよく知られていた。彼は、平家が滅び安徳天皇が隠れた壇ノ浦の戦いについての唱で特に有名だった。 ある夏の夜、芳一は彼の暮らす寺にたった独りで居た。突…

「Ubazakura」(2025 年 4 月)

300 年前のこと、伊予地方の朝美村と呼ばれる村に、徳兵衛と言う名の人の良い男が暮らしていた。彼は彼の村で一番裕福であり、村の長でもあった。彼はほとんどの場合、幸運な男であった。しかし彼は 40 歳だったが、父親になる喜びを知らなかった。彼と彼の…

「Oshidori」(2025 年 4 月)

嘗て村允という名の、陸奥地方田村の郷に暮らす猟師が居た。 ある日、彼は狩に出たが何も獲れなかった。しかし、彼が家に帰る途中、赤沼と呼ばれる場所で 2 羽の鴛鴦、マンダリンダックが一緒に川を泳ぐのを見た。 極東では昔から、鴛鴦は妻と夫の間の良い関…

「The Story of O-Tei」(2025 年 4 月)

昔々、越前地方の新潟と呼ばれる町に長尾長生と呼ばれる男がいた。彼にはお貞という婚約者が居たが彼女が 15 歳の時に彼女は重い病気に患った。お貞は死ぬだろうということが分かっていた。それで彼女は長尾へ会いに来てくれと頼んだ。 「長尾さま、私が幼少…

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