昔、韓国に、母ガエルと彼女の息子が暮らす小さな池がありました。その息子は彼の母親を大好きでしたが、楽しく過ごすことも大好きでした。彼の母親は彼に用事をしてくれるように頼みましたが、彼はほとんど何もしませんでした。実は、彼は何にもしませんでした。
ある日、母ガエルは彼女の息子に頼みました。「もうすぐ夕食の時間です。私達のためにいくらかハエをとってくることは出来ますか？。」息子は、はいと言いましたが彼は川で彼の友達と一緒に一晩中遊んでいました。彼の母親はその日の夕食には何も食べられませんでした。
そのまた他の日、母親は言いました。「息子よ、私達のためのクッキーを作るために、私はいくらか小麦粉が必要です。市場へ行ってそれを買ってくることは出来ますか？。」その息子は言いました「はい。」しかし、市場へ向かう道、彼は川沿いで彼の友達に会いました。そうして彼は彼らと一日中川で泳いでいました。彼の母親は待って、待ちました。しかし、彼女は小麦粉を得ることは決してありませんでした。
母ガエルは初めは怒りました。しかしそうして、彼女は彼女の息子のことが心配になり始めました。彼女は彼に良いカエルに成るように育って欲しかったので、彼女は彼女の息子が彼女の話を聞くように、とても一所懸命に試みました。しかし彼女の息子は彼がしたいことをして、彼女の母親を心配させ続けました。
何年もが過ぎ、その母ガエルは歳を取り弱くなりました。彼女の息子は今では強く若いカエルになりました。しかし、彼は未だ彼女の母親の言うことを聞きませんでした。その時、その母ガエルは重病に罹りました。そして彼女はもうじき死ぬだろうことを悟りました。彼女は、他のカエル達と同じ様、彼女の墓を山の中の陽の当たる場所にあるようにして欲しいとおもいました。しかし、彼女は彼女の息子が彼女の言うことを決して聞かないことを知っていました。それで彼女は言いました。「息子よ、私はもうじき死ぬでしょう。最後の望みがあります。私が死んだ時、私を川に埋めてくれますか？。」そしてすぐに、その母ガエルは死にました。その息子は悲しみました。なぜなら彼は悪い息子であり続けたことを分かっていたからです。彼は彼女の話を全く聞いていませんでした。それで彼は彼女を川に埋葬することにしました。「俺は今、いい息子になるよ。俺は母さんが頼んだよう、母さんの墓を川のそばに用意する。」そして彼はそうしました。
しかし雨が降るたびに、彼の母親の墓が川によって洗い流されてしまわないかと言うことを心配しました。
そうしてある雨季、とても強く何日も雨が降り続きました。川の水が増水し彼の母親の墓を洗い流しました。息子はやっと彼の母親の考えに気がつきました。彼女は山に埋葬して欲しかったのですが、彼女は彼が聞かないのを知っていました。いまやもう遅すぎました。彼は雨の中に座り込み、泣きに泣きました。
そういうわけで、カエルは雨の日に鳴くのです。今日、彼らの母親の言うことを聞かない韓国の子供達は「緑ガエル」と呼ばれます。
