エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 和訳

NHKのラジオ番組 enjoy simple english「エンジョイシンプルイングリッシュ」を和訳しています。

「The Toilet Stall」(2025 年 11 月)

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Manabu: 開かずの扉があるの、シュンヤ?。

Shunya: そうだよ。それは二階の男子トイレにある。その個室のうちの扉の一つに昨日、鍵がかかってた。一昨日も、そして…。それはいつも鍵がかかってるんだよ、マナブ!。

Manabu: 朝から夜まで、ってこと?。

Shunya: うーん。僕は昼休みにだけそのトイレを使うだけだから、一日中かどうかは分からないな…。

Manabu: それなら誰かがそこを使ってるんだよ。

Shunya: 僕もそう思った。それで、僕はノックした。でも、返事はなかったんだ。

Manabu: じゃあ、どうして鍵がかかっていたんだい?。

Shunya: だれかが悪戯しているんだとおもうな。

Manabu: 何のために?。

Shunya: わからない。でも、ぜんぜん面白い悪戯じゃないな。よし!、もし今日もまた鍵がかかっていたら、トイレのその個室に水をかけてやろう!。

Manabu: えっ?。それはだめだよ!。

Shunya: なんでさ?。

Manabu: 君に何かよくないことが起こるよ。

Shunya: よくないこと?。例えばどんな?。

Manabu: 君は僕らの学校への転入生だ、シュンヤ。だから君は知らないのかもしれない…。その男子トイレには幽霊がいると言われているんだよ。僕らの学校は古戦場の上に建てられているんだよ、君も知ってるだろう。

Shunya: 幽霊?。冗談はやめろよ!。

Manabu: 僕は真剣だよ。誰かが侍の幽霊を見たって言うよ。

Shunya: (笑い)多くの学校にはそんなような怪談があるんだ!。僕はそれは信じないな。

Manabu: でもほんとなんだって!。

Classmate: おい、シュンヤ!。誰と話してるんだよ?。来いよ!。音楽の授業に急いで行かないと、遅れるぞ!。

Shunya: わかった。ちょっと待って?。マナブ、行くぞ!。

Manabu: うーん。僕はやることがあるんだ。

Shunya: そうか。待とうか。

Manabu: 行って、シュンヤ。後で追いつくから。

Classmate: シュンヤ!急げよ!。

Shunya: わかった。また後で、マナブ。

 

* * *

 

Shunya: 授業が終わってとても気が楽だ。さて、弁当を食べる前にトイレに行こう…。ああ、いけない。またトイレの前に長蛇の列だ。そしてあの個室にもまた鍵がかけられている。あーあ!。

(トン、トン)

Shunya: おい!。誰か中にいるのか?。おーい!。もし君が返事をしないのなら、個室に水をかけるぞ!。

(水の音)

Shunya: みんな下がれ!。さあ行くぞ、3、2、…。

Manabu: やめて!。

Shunya: はあ?。マナブの声か?。マナブ、どこだ?。

Manabu: ここだよ。

(ドアが開く)

Shunya: マナブ?。どうして君は鍵のかかった個室の中に?。

Manabu: うーん…。

Shunya: 君は毎日この個室の中に居るのか?。

Classmate: 知らないのか、シュンヤ?。マナブは一緒に昼飯を食べる友達がいないんだよ。だから、奴は昼休みの間閉じこもっているんだよ。だよな、マナブ?。お前はいつも一人だもんな。ふふふ。

Shunya: おい!。

Classmate: シュンヤ!。どうして俺に水をかけるんだよ!。びしょびしょじゃないか!。

Shunya: マナブは一人じゃない、彼には僕が居る。こいよ、マナブ。一緒に昼飯たべよう。

 

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